知床・斜里・ウトロ
SHIRETOKO! SUSTAINABLE
海と、森と、人。
流氷から始まる海・川・森の命のサイクルがもたらす豊かな恵みの地、それが知床です。 長さ70kmの細長い知床半島は、中央に1,500m級の山々が連なり、海から山まで多様な自然が濃縮されています。半島の半分は知床国立公園で、複数のビジターセンターが整備されており、そこを起点とした森歩きや登山、サイクリングなどのアクティビテイ、観光船に乗って野生動物と出会うなど、特別な体験を楽しむことができます。また国立公園のゲートタウンは漁師町でもあります。大小様々な宿泊施設で、温泉と海の幸を堪能してください。 海と陸がつながる生態系と、それらを保全する自然保護の取り組みが評価され、知床は2005年に世界自然遺産に登録されています。
注目コンテンツ
流氷
知床は流氷の南限。世界で最も南で、海が凍る風景を見ることができる場所です。
1月のある日、ロシア沿海州から南下してきた流氷がやってくると、それまで波立っていた海は突然白い平原となり、波の音が消え、知床は凛とした空気に包まれます。ドライスーツを着て荘厳な流氷原を歩くアクティビティは、世界でもここにしかない貴重な体験です。
流氷は、荘厳な景観だけでなく、豊かな海の生態系の源でもあります。実は、日本に5つある世界自然遺産地域のうち海域が含まれているのは、小笠原と知床だけ。さらに知床は遺産地域の32%が海域で、面積は22,400ha。日本で一番大きな海の世界遺産は知床です。

野生動物との出会い
豊かな自然のなかで暮らす野生動物との出会いは、知床の魅力のひとつです。
陸では、ヒグマやエゾシカなどの大型の野生動物が歩き、海ではクジラやシャチなどの海棲哺乳類が暮らし、オオワシやシマフクロウなど希少な鳥類も生息しています。
特にヒグマの生息密度は、世界有数の高さで、知床の森を歩くときにはクマへの準備が必須です。ビジターセンターでは最新情報やルールを教えてくれますし、知識豊富なガイドと一緒に安全に歩くこともできます。
