江差・檜山
北海道文化発祥の地 海洋環境の学びのまち
江差町は北海道南部の日本海側に位置し、北海道文化発祥の地といわれています。北海道最古の祭りとされる「江差・姥神大神宮渡御祭」や、民謡の王様といわれる「江差追分」などの文化・伝統が息づく小さな漁師町です。江戸時代にニシン漁で栄えた街並みが今も残されており、当時北前船で長い航海をしながら船頭たちが唄った魂の唄「江差追分」は、今も町の人々や、日本全国、さらに世界でも歌い継がれています。また、日本海に沈む絶景の夕陽は、町の人たちの心象風景に深く根付いています。南北海道の玄関口である函館から車で90分ほどの場所に位置しています。
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自然と伝説につつまれたかもめ島をめぐる「マリンピング」
北海道江差町にある周囲約2.6km・海抜約30mの、防波堤で街と結ばれている島「かもめ島」。「日本の夕陽百選」に選ばれた絶景や歴史、文化など魅力に満ちたこの島を舞台に、宿泊と食事、海洋体験が楽しめるイベントが「かもめ島マリンピング~海と日本PROJECT~」です。
1日1組限定で、日本海を一望するドーム型テント「マリンピングテント」に泊まりながら、海洋体験や食事、たき火で優雅な休日を過ごせます。また、1日5組まで、レンタルテント・キャンプ用品、BBQ食材付きの「手ぶらでキャンプ」もご利用いただけます。
「追分(海の出会いと別れの場)」を基本コンセプトに企画した、楽しく知的好奇心が満たされる体験です。
地元ガイドと一緒に、海上遊歩道や千畳敷、頂上の遊歩道を巡ります。かもめ島周辺で見られる多様な海洋生物や、北前船交易による「ひと」「文化」の出会いについてのお話と、自然が創り出した絶景を楽しむことができます。所要時間60分~90分。マリンカイトや釣りなどのアクティビティも楽しめます。
また、「かもめ島生物データベース化計画」として、かもめ島で定期開催している海洋学習プログラム「かもめ島マリンピング~かもめ島研究員になろう!」に参加した子どもたちが、「かもめ島研究員」として観察・撮影・学習したデータベースを作成しています。島散策の参考に、ぜひご覧ください。