The Official Hokkaido Adventure Travel Guide

日本文化伝承の北前船 道南の要所を巡るサイクリングツアー

4日間

難易度

  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

春~秋

  • 3泊4日

  • 最小 4人、最大10人

  • Cycling

    サイクリング

このツアーはサンプルです。詳しくは担当のツアーオペレーターへお問い合わせください。

ツアーの見どころ
  • 日本遺産の歴史ある港町を巡るサイクリングツアーに参加
  • 北前船の歴史と遺産を学び、日本文化のルーツを探る
  • 政治・経済・文化の中心地として栄えた松前藩の城下町・松前の歴史的な町並みを散策する
  • 地元で獲れた魚介類や郷土料理、150年以上前に生まれた伝統食を楽しむ
  • 地元ガイドと一緒に異文化交流体験
場所

渡島・檜山地方(函館市、松前町、江差町)

thumbnail

松前藩の栄華を今に伝える松前城

thumbnail

地元の海の幸いっぱいの食事も旅の楽しみ

ツアーの概要

北前船(きたまえぶね)とは、日本の歴史上重要な役割を果たした航路の貨物船の一種。1700年から1900年まで北海道と大阪を海上で結び、物資を運ぶだけでなく民謡、芸能、食文化などの文化をも伝え、日本遺産に指定されています。 日本料理の味の決め手となる「だし」は北海道産の昆布で作られており、北前船によって日本全国に運ばれ、各地で独自の和食文化が発展する契機となりました。日本海の風を感じながら、北前船の航路で荒波を越えて活躍した男たちの夢に思いを馳せ、サイクリングツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ツアー日程

1日目

日本遺産に登録された函館を訪ねる

函館空港から、北前船の船乗りたちが出航前に天候を確認した函館山(334m)へ向かいます。大自然に抱かれながら山頂までハイキング。函館山は第二次世界大戦末期までの約50年間、軍事要塞として使用され、戦時中の弾薬の跡が今も残っていることからもわかるように、戦時中の歴史が感じられます。 長い間、一般の人は山に入ることが禁止されていました。その結果、600種以上の植物と150種以上の鳥類が生息する自然が保たれています。この特別保護野生動物保護区を約1時間楽しみます。

ケーブルカーで下山した後は、ベイエリアにある箱館高田屋嘉兵衛資料館へ。 高田屋嘉兵衛は北前船「辰悦丸」の船主でした。辰悦丸の復元模型や、北前船で使われていた羅針盤、箪笥、炊事道具などの生活用品が展示されています。

その後はベイエリアを散策し、北前船が活躍していた頃の赤レンガ倉庫を見学します。 このあたりは船が入る港として栄えた中心地です。

JR函館駅より徒歩1分の好立地にある「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」では、洋室シングルをご用意しております。和の情緒溢れる天然温泉をお楽しみください。

2日目

海の大動脈である北前船の流れを感じる

朝食のお弁当を持って6時半頃ホテルを出発し、JR函館駅から木古内までの列車の中で食べます。列車は、風光明媚なことで有名な津軽海峡の海岸線に沿って進みます。津軽海峡を眺めながら、かつて北前船が活躍した時代に思いを馳せましょう。

8時頃に木古内に到着し、サイクリングの準備をします。道の駅みそぎの郷でオリエンテーションを受けた後、8時30分頃にサイクリングを開始して松前を目指します。

温泉旅館矢野にチェックイン後、日本最北の城下町、松前を散策します。松前城や寺町を訪れ、北前船で栄えた町の文化的歴史を目の当たりにします。 歴史的な街並みを堪能した後は、北前船の資料が保管されている190年前の倉庫に立ち寄り、地酒の試飲を体験します。

3日目

北前船の歴史が詰まった上ノ国地区で、心ゆくまでサイクリングを楽しむ

北前船とは、江戸時代から明治30年代にかけて北海道と大阪の間を日本海側を航行し、寄港地で商品を売買していた貨物船のことです。1往復で6,000万円から1億〜1億5,000万円の利益をもたらしたと言われ、北海道の昆布やニシンなどの産物は西日本の和食の基礎となり、文化遺産に登録されました。

朝食をとった後、8時30分ごろから日本海側の海岸線をサイクリングします。ほぼ一日中サイクリングした後、15時頃にホテル寺子屋にチェックインする予定です。しばらく休憩した後、レストラン「津花館」で洋食の夕食をとります。

4日目

海辺の風の中、北前船で賑わっていた昔の江差に想いを馳せる

長いサイクリングで疲れた体を休め、朝食が済んだら北前船が停泊していたかもめ島を訪ねます。周囲2.6km、標高30mに位置するこの島は、日本海の荒波から海岸を守る天然の港です。このため、江差はニシン貿易や北前船の舞台となりました。

北前船による交易で明治初期まで栄えた江差は、北海道文化の発祥の地と言われています。徳川時代には江差の人口は3万人を超え、「5月の江差は江戸にもない(=江戸よりも賑わっているの意)」と謳われました。

かもめ島を散策し、広々とした青空の下でピクニックランチを食べます。その後、13:00頃にバスでJR八雲駅に向かってから電車でJR札幌駅に移動し、解散となります。

催行会社・お問い合わせ先

近畿日本ツーリスト株式会社

住所

〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西2丁目2-1 NX札幌ビル6F

Email

adventuretravel_hd@or.knt.co.jp

公式サイト

https://www.dmcjapan-knt.com/

私たちは、お客さまの「旅」への熱い思いにこたえるため、常識にとらわれない発想で挑戦を続けてまいりました。創業以来の独創的で豊かな経験と実績、そして企画力で企業・法人向けサービスと他にはないヒューマンタッチなコミュニケーションを通じ、お客さまそれぞれに最適の商品を提供してまいります。また、弊社は2019年よりATTAのメンバーとしてアドベンチャーツーリズムに関わってまいりました。
各種事業を通じて社会に貢献し、新たなコミュニケーションの場を提供することにより、「旅がしたい」というお客さまの思いに応えてまいります。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • Linke
    Copied!