登山04:スノートイ(雪板)(美深)
04
スノートイ(雪板)(美深)
冬
自分で作った道具(雪板)で
思いっきりパウダースノーの雪山を遊び尽くす
-20℃になることもある北海道の冬。
冬の登山はハードルが高いですが、遊び好きのオトナの間で雪山を思いっきり満喫できるとじわじわ人気を集めているのが、「雪板」づくり。
雪板づくりを体験できるのは、旭川から北へ車で約2時間の場所にある美深町。
美深町は、道北のアウトドア情報を発信するため「BASIS(ベイシス)」というブランドを立ち上げ、「道北クラフト&プレイ」をコンセプトに、地元の材料で、遊びの道具をつくるところから始まるアウトドアの原点のようなスタイルを取り入れた究極のアウトドア体験を楽しむことができます。
ビンディングなどで足を固定することなく、シンプルな板でサーフィンのように「板」に乗って雪上を滑っていく雪板の最大の魅力は、なんといっても「クラフト&プレイ(作って遊ぶ)」を楽しめること。世界に一つだけのオリジナルの板は、約4時間程度で作る事が可能。
3月下旬までふかふかのパウダースノーを楽しめる道北ならではの楽しみです。
スノートイ(雪板)は、スノーボートと違いビンディングがありません。エッジも付きません。長靴やブーツのまま乗って雪の上を滑ります。作り方もごくごくシンプル。シンプルなカーブを描くだけの板を、一晩かけて作っていく。形、カーブの取り方、滑り止めのバランス、雪に映える色とデザイン、工夫の余地は無限。最後にスリップボード(滑り止め)とリーシュコード(流れ止め)を取り付けたら、世界でたったひとつ、オリジナルのスノートイの完成です。
スノートイが完成したら、さっそく雪山に出てみませんか。できたてのスノートイを担いで近くのピヤシリ山を登り、やわらかい雪質の場所を選んで乗ってみましょう。雪上をうまくサーフィンできたら最高だし、ふかふかのパウダースノーなら転んだって気持ちいい。登っては滑り、滑っては登り、時間を忘れて楽しめるはず。混雑するゲレンデとは一線を画し、こんな素朴でワイルドな遊びができるのも、アウトドア好きにはたまらないこの企画。もちろん作った雪板は持ち帰ることができるので、後日自分で作った雪板で雪の中を滑ることも!子どものように雪まみれになって、久しぶりのわくわく感を味わってください。
問い合わせ先:BASIS運営事務局 道北着地型観光プロモーション推進協議会
TEL:01656-9-2470
http://dohokuexplore.jp/