【映画・ドラマ・アニメ】編集スタッフおすすめ ロケ地特集
雄大な自然に広い大地。本州とはスケール感の違う壮大な風景が広がる北海道はさまざまな映画やドラマのロケ地として採用されてきました。また、北海道の特定のエリアを題材にした作品も多く、近年では漫画やアニメから聖地巡礼のスポットとして人気となった観光地もたくさんあります。実際に撮影されたあの場所へ旅行に行くのもよし、北海道旅行が決まってから関連作品を見て旅を充実させるのもよし!編集スタッフおすすめの作品をご紹介します。
【映画・ドラマ】幸福の黄色いハンカチ
1977年に公開された山田洋次監督、高倉健主演の大ヒット映画のロケ地として知られている夕張市の「想い出ひろば」。2017年にリニューアルされ、今でも多くの映画ファンが訪れます。風にはためく無数の黄色いハンカチが今も残り、幸せのシンボルとなっています。キャスティングを変え、後にドラマ化もされました。
【ドラマ】北の国から
富良野市の麓郷の町で20年以上の歳月をかけ撮影された「北の国から」。今でも多くのファンが訪れるロケ地が点在しています。ふらの観光協会が管理する「拾って来た家」、「麓郷の森」、「五郎の石の家」の3カ所を巡るなら入場料がお得になる共通入場券があります!
【映画】Love Letter
天国の恋人に向けて送った手紙から始まる、雪の小樽と神戸を舞台にしたラブストーリー。日本だけでなく、海外でも公開されアジア諸国でブームを起こし、小樽へと多くの観光客を呼び寄せました。旧日本郵船小樽支店、小樽運河工芸館など雰囲気のあるレトロな建物がロケ地として使用されました。
【映画】鉄道員(ぽっぽや)
浅田次郎の短編小説を映画化した、名優・高倉健が主演を務める北海道のローカル線の物語。映画に登場する「幌舞駅」の舞台となった「幾寅駅」は廃駅ですが、待合室には撮影当時の写真や小道具などが展示され、駅前の食堂などのロケーションセットも残されており、多くのファンが訪れます。
【ドラマ】優しい時間
「北の国から」に続く、脚本家・倉本聰による連続ドラマ「優しい時間」。新富良野プリンスホテルの敷地内に撮影のために建てられたカフェ「森の時計」をそのままに、現在も営業されています。ドラマの名場面のようにカウンターでミルを使い珈琲豆を挽いて楽しむことも。
【映画】子ぎつねヘレン
竹田津実のベストセラー「子ぎつねヘレンがのこしたもの」が原作で、都会から北海道に引っ越してきた少年が、目と耳が不自由な子ぎつねにヘレンケラーからヘレンという名前を付け、育てようと奮闘するヒューマンドラマ。網走国定公園や能取岬など北海道らしい風景が登場します。
【ドラマ】風のガーデン
脚本家・倉本聰が手掛けた「北の国から」「優しい時間」に続く「富良野三部作」の最終章。新富良野プリンスホテルの敷地内に広がる約2,000㎡のブリティッシュガーデンが舞台になり、ドラマにも度々登場した「グリーンハウス」が、物語の世界そのままに訪れる人を迎えます。
【映画】旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
「行動展示」という革新的な展示方法で全国的にも有名になった「旭山動物園」が廃園寸前から復活するまでの苦難の道のりを、一部フィクションを交えて描く感動ドラマ。映画で園長と飼育担当者たちの苦悩と挑戦を見れば、旭山動物園をさらに楽しく見て回ることができます。
【アニメ・映画】銀の匙 Silver Spoon
北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画からアニメ・映画化された作品。帯広農業高校がモデルといわれ、何気ない建物や景色に帯広の風景が描かれており聖地巡礼スポットに。作中にも登場するばんえい競馬で知られる「帯広競馬場(ばんえい十勝) 」は人気の観光スポットです。
【映画】探偵はBARにいる
東直己の推理小説シリーズ「ススキノ探偵シリーズ」を原作に、北海道出身の大泉洋が主演を務める探偵映画。札幌市「すすきの」を舞台に物語が繰り広げられます。拠点のバーの店舗は実在しませんが、夜の歓楽街のネオンなど、シーンを思い出させる撮影場所がすすきのに点在しています。
【アニメ・ドラマ】僕だけがいない街
漫画からアニメ、Netflixによる連続ドラマ、映画と続々メディア化されたタイムリープによって謎に迫るSFミステリー。苫小牧市出身の作者により描かれているため、アニメやドラマでは「王子製紙苫小牧工場」や「苫小牧市科学センター」とわかる描写が作品に登場します。
【ドラマ】連続テレビ小説「マッサン」
連続テレビ小説で初めて外国人ヒロインを起用、日本人で初めてスコットランドでウィスキーの製造技術を身につけた竹鶴政孝をモデルにした作品で、工場見学もできる「ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸溜所」のある余市町は人気観光地となっています。
【アニメ】ゴールデンカムイ
実写映画化も決定した明治末期の北海道と樺太を舞台にした人気漫画。作中に登場する歴史的建造物は忠実に再現されており、現存するものも多くあります。中でも「博物館網走監獄」では脱獄王の白石のモデルになった「白鳥 由栄」が、今まさに脱走する姿も!
【アニメ・映画】思い出のマーニー
イギリス作家の作品を北海道に舞台を変えて描かれたジブリ作品。スタジオジブリならではの美しい背景描写には「釧路湿原」や「藻撒布沼」などを思わせる景色が。他にも札幌駅から電車に乗るシーンや、厚岸駅近くの「真龍神社」でのお祭りシーンなども描かれています。
【映画】世界から猫が消えたなら
川村元気による100万部突破の人気小説を佐藤健主演で映画化したヒューマンドラマ。主人公の住む町として、姿見坂、はこだて工芸舎、函館西埠頭など函館のさまざまな風景が登場します。カフェとして登場した店舗など実際に今も営業をしているお店もあります。
【映画】羊と鋼の森
第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都による小説を映画化した、ピアノの調律に魅せられた青年の成長物語。JR近文駅や旭川市21世紀の森など、旭川市や東川町で撮影が行われました。旭川観光コンベンション協会の「羊と鋼の森」ロケーションマップを活用して、映画の舞台を散策しましょう。
【ドラマ】連続テレビ小説「なつぞら」
連続テレビ小説、記念すべき100作目は十勝が舞台。帯広市、清水町、新得町、士幌町、陸別町、池田町、中札内村の7つの市町村でロケが行われました。ドラマで実際に使用された山田天陽の家や馬小屋(アトリエ)は「真鍋庭園」に移設され展示されています。
【ドラマ】First Love 初恋
1999年発売の宇多田ヒカルの名曲「First Love」にインスパイアされ、Netflixシリーズで公開された連続ドラマ。10都道府県約250か所のロケーションで撮影が行われ、北海道では札幌と旭川を中心に小樽、千歳、長沼町などが舞台となっています。