釧路湿原国立公園
220.7平方km、日本最大の湿原と特別天然記念物タンチョウの生息地
釧路川とその支流が流れ、周囲を丘陵地に囲まれた総面積220.7平方kmの日本最大の湿原。
見渡す限りに広がる湿原の草原では、ヨシやスゲが風にそよぎ、その音が静寂を破ります。空を見上げれば、特別天然記念物のタンチョウが優雅に舞い、湿原特有の湿った空気と植物の青々しい香りが漂います。1967年に湿原そのものが国の天然記念物に指定され、北海道ならではの原始的な景観が保護されてきました。この保全の取り組みが評価され、1980年には日本で最初のラムサール条約登録湿地となりました。
1987年には湿原周辺を含むほぼ全域が国立公園に指定され、現在も貴重な動植物の生息地として守られています。公園内に点在する展望台からは、蛇行する釧路川、果てしなく続く湿原の緑、そして遠くに連なる丘陵地が織りなす雄大なパノラマを眺めることができます。四季折々に表情を変える湿原は、春の新緑、夏の深緑、秋の黄金色、冬の白銀と、訪れるたびに異なる感動を届けてくれます。
- 最寄りの空港
基本情報
- 所在地
- 北海道釧路市・釧路郡釧路町・阿寒郡鶴居村・川上郡標茶町
- 電話番号
- 0154-31-1993(釧路観光コンベンション協会)
- 料金
- 散策自由
- 駐車場
- あり・無料
- アクセス
- ●徒歩:JR釧路湿原駅から約10分(細岡展望台まで)
●車:道東道阿寒ICから約60分(細岡展望台まで) - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。















































