積丹
雄大な海に面した絶景のまち、積丹
積丹町は北海道西海岸の中央部、北西に突出している積丹半島の先端に位置しており、明治から昭和初期にかけてニシン漁の大漁場として発達し、当時の番屋、トンネル、旧街道などが今も残っています。積丹半島は「ニセコ積丹小樽国定公園」に含まれており、積丹の海は北海道で唯一の海域公園に指定され、「積丹半島と神威岬」は北海道遺産に認定されています。
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神威岬
大海原へとダイナミックにせり出した神威岬の先端までは、スタート地点の女人禁制の門から約770m。両側に「シャコタンブルー」と日本海の雄大な眺めが広がる遊歩道「チャレンカの小道」をたどっていくと、20分程で周囲300度の丸みを帯びた水平線を眺めることが出来ます。
また、神威岬の先端では「神威岬灯台」がかつて「海上交通の難所」と言われた荒海を見守っており、公園内の施設「カムイ番屋」では、かつて神威岬灯台で使用されていた国内に唯一現存する貴重な「第一等不動レンズ」が展示されています。
ニシン漁 ~古の栄華~
かつてニシン漁の千石場所として賑わった積丹町には、当時の栄華や文化、生活習慣を現代に伝える番屋等の歴史的価値を有する建造物が今も存在しています。これらの当時の趣を残しながら美しく補修が施された番屋等はニシン文化を伝える展示施設やカフェ等として活用され、訪れる方々に非日常の空間を提供しています。
また、積丹町は北海道を代表する民謡「ソーラン節」発祥の地としても知られており、伝統の芸能が古の賑わいを今に伝えています。