利尻富士
夢の浮島 利尻島
利尻島は北海道の北端、稚内市の西約52kmに位置する約64kmの島で、中央には標高1721mの利尻山がそびえています。利尻山は別名「利尻富士」とも呼ばれ、日本百名山に選出されている独立峰で、海抜0mから登山を楽しむことができ、360度広がる絶景が魅力です。昭和49年には、利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、貴重な高山植物の数々や、利尻昆布やウニなど海の幸や多くの自然に恵まれた島です。
また、利尻島へは、空路で新千歳空港と丘珠空港から約50分で、陸路では札幌市よりJRやバス等で稚内市まで、その後フェリーで約1時間40分でご来島いただけます。
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利尻山からの恵み①
利尻島の中心にそびえる利尻山では、数々の高山植物が咲き誇るなか、山頂部周辺では固有種であるリシリヒナゲシやボタンキンバイなどが生息しているほか、春先には数々の野鳥が多く訪れ、なかでも天然近物に指定されている貴重な「クマゲラ」が観察できるなど、利尻山を中心に沢山の自然に恵まれています。
また、利尻山は年間を通して楽しむことができる山で、夏は2つある登山コースから登山を楽しむことができるほか、冬にはスノーシュートレッキングやバックカントリーでパウダースノーと絶景を楽しむことができます。
登山が苦手な方には、ポン山(標高444m)などのトレッキングもおすすめです。
1日楽しんだ後には、麓にある利尻富士温泉保養施設や足湯で、体を癒してみてはいかがでしょうか。
利尻山からの恵み②
利尻島は、利尻山に降った雨や雪が浸透し、数十年という長い年月をかけて山体で透過・ろ過され地表に湧き出た、日本名水百選の湧水「甘露泉水」が鴛泊登山ルート3合目付近に湧き出ており、ミネラルたっぷりで甘い味わいの湧水です。
この湧水は、島全体の海中にも湧き出ており、北国特有の厳しい自然環境と伴に、特産品である良質な利尻昆布やウニの他、豊かな海の幸を育む要因ともなっているなど、中心にそびえ立つ利尻山は島民の生活を支えています。
また、海の恵みと利尻山の景観を同時に楽しむことができる、シーカヤック体験や釣り体験などは人気の体験のひとつで、その他にも、自転車専用道路を利用した、森林浴や潮風など感じながら楽しめるサイクリングも人気です!