十勝岳ジオパーク・アドベンチャー ハイク&バイクin富良野
1日間
難易度
春~秋
日帰り
15名
サイクリング
ハイキング
このツアーはサンプルです。詳しくは担当のツアーオペレーターへお問い合わせください。
- ツアーの見どころ
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- 火砕流台地と山々が描く富良野盆地の見事な景観の中を、ロードバイクで11kmのサイクリング
- グランピングリゾートで、地元の牛肉、上富良野ポーク、採れたての野菜などを使ったBBQランチ
- 活火山・十勝岳の安政火口跡まで2kmのハイキング、火山活動の過去と現在を見て触れる
- 富良野の山々を描いた日本画家・後藤純男のアトリエと美術館を訪ねます。
- 場所
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上富良野、中富良野
ツアーの概要
富良野は北海道のほぼ中央に位置して周囲を火山に囲まれた、富良野盆地にそびえる十勝岳連峰の絶景が有名。北海道の地質学的な歴史を知ることで、私たちが地球上で過ごす時間をより深く理解し、未来への計画を立てることができます。
この山々を作り出した火山のとてつもない力の跡を目の当たりにし、その過程が今も続いていることを感じることでしょう。富良野地区に到着後、自転車で富良野盆地の反対側を登れば、太古の出来事がもたらした結果をはっきりと見ることができます。そこから谷を越え、巨大な噴火によって形成された高さ70mの尾根の頂上へ。そこでバーベキューの昼食をとり、バスで山の中腹にある登山口まで移動したら、古代の噴火の名残である安政火口へ短いハイキングをします。火山の蒸気を見たり触ったり、火山の噴出口で焼いたゆで卵を食べたりします。
学校で学んだ抽象的なことを現実に目にすることで、地球とその歴史との繋がりを強め、自分の位置を確認し、その洞察をもとに私たちが今と未来にどうあるべきか考えることができます。
ツアー日程
出発
朝6時30分に札幌をバスで出発し、途中休憩をはさみながら富良野に9時頃到着の予定です。車中ではツアーの地質学的背景とこの日のアクティビティの背景を説明します。
サイクリング
富良野に到着したら自転車を積んで出発。富良野盆地を見下ろす尾根に上がると、この後ハイキングする火山と、その火山を囲む、大噴火の灰と岩で形成された高さ70mの尾根がはっきりと見渡せます。下山して谷を横切り、その尾根に登れば、火口をさらに間近に見ることができます(自転車での総走行距離は11km)。
安政火口までのハイキング
昼食後はバスに乗りって山の中腹にある登山口まで移動します。十勝岳ジオパークのガイドと一緒に安政火口まで約2kmのハイキングです。2kmで120m上昇し、標高は1500mと特に厳しいものではありませんが、道は多少岩場になっています。適度なペースで行けば、45分ほどで安政火口跡に到着する見込みです。過去の噴火の痕跡、浸食の劇的な効果、そして最後の氷河期の氷が大きな岩流に覆われているところも見ることができます。
火口跡の真ん中に立つと、このような素晴らしい景観を作り出だした強大な力に驚かされます。地中にある小さな噴気孔に手をかざすと、現在の活火山の熱を感じることができます。噴気孔で焼いたゆで卵を食べれば、太古の地球の原始的な力に触れることができます。
後藤純男美術館へ
一日の締めくくりとして、日本の有名な風景画家、後藤純男のアトリエと美術館に立ち寄ります。後藤純男は、富良野の山々やその原始的な力に魅了されて麓にアトリエを構え、4年間山歩きをして研究して初めて富良野の絵を描きました。彼がこの山々をどのように解釈して作品にしたかを見ることは、一日の締めくくりにふさわしいことでしょう。
美術館訪問の後はバスで移動し、札幌には夜6時頃に到着の予定です。
ランチ
地元の食材を使ったBBQ
サイクリングの後、火山の麓にある小さなグランピングリゾートで、地元の牛肉や豚肉、収穫したばかりの野菜など、この地域の特産や農産品を中心とした美味しいバーベキューランチをお楽しみください。ベジタリアン用のお食事もご用意できます。
催行会社・お問い合わせ先
アルパインツアーサービス株式会社
- 住所
〒284-0001 千葉県四街道市大日420-3 八洲ビル 2階
- TEL
043-290-9699
- 公式サイト
アルパインツアーサービスは、世界各地の登山、トレッキング、ハイキングなどの山岳旅行、バードウォッチング、フラワーウォッチングなどの自然観察を目的とした旅行商品の造成と運行に特化した旅行会社です。1969年に創業し、現在、創業54年目を迎えています。世界のみならず、日本国内においても国立公園を舞台にしたアドベンチャーツアーの展開や、ロングトレイル等の「歩き」と「文化体験」を融合した企画の実施も積極的に行っています。