今と昔を歩く札幌中心部のアイヌ文化ガイドツアー
1日間
難易度
春~秋
1日間
最少15名、最大25名
このツアーはサンプルです。詳しくは担当のツアーオペレーターへお問い合わせください。
- ツアーの見どころ
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- サクシュコトニ川沿いのアイヌ民族の生活の跡をたどる。
- アイヌ文化の現代的な表現を体験。
- アイヌの伝統楽器「ムックリ」を作って演奏。
- 地元の食材を使った伝統的なアイヌ料理を堪能。
- 場所
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札幌市内(札幌駅周辺、北海道大学キャンパス内)
アイヌの伝統衣装をまとったガイド
アイヌ文化の説明
サクシュコトニ川
清華亭(札幌市の有形文化財)
ツアーの概要
北海道はかつて蝦夷地と呼ばれ、先住民族であるアイヌの人々は狩猟と漁労によって生活していました。アイヌの人々は自然を敬い、自然と調和した生活を望んでいたことは、カムイと呼ばれる神々が周囲の環境に存在すると信じていたことからもうかがい知ることができます。
札幌は北海道の旅の出発点です。アイヌの血を引くガイドと歩き、市街地に息づくアイヌ文化への理解を深めれば、北海道の他のエリアでのアドベンチャートラベルも一層楽しめるようになるでしょう。
ツアー日程
出発時刻 午前9時、帰着予定時刻 午後4時
北海道各地にはアイヌ語に由来する地名が多く、「札幌」という地名も、アイヌ語の「サッ・ポロ」(乾いた広いところ)とする説と、「サリ・ポロ・ペッ」(大きな湿地のあるところ)とする説があります。
アイヌの歌手としても活躍するガイドの原田公久枝さんと一緒に、アイヌ文化の過去と現在をたどるウォーキングツアーです。午前9時に市内中心部の札幌駅に集合し、駅周辺や北海道大学周辺など、かつてアイヌが暮らしていた川や泉の近くにある遺跡を探訪します。
ツアーの初めは、札幌駅に展示されているアイヌの現代作家の作品を、原田さんの解説・コメントとともに鑑賞します。アイヌ民族は独自の言語、独特の装飾文様、歌や踊りなど豊かで多彩な文化を有しており、多くの文化財が残されています。近年は、伝統を守りながらも現代的な感性で新たな文化表現を生み出しています。
アイヌの人々は、現在の北海道大学のキャンパスを流れるサクシュコトニ川を中心に、快適な生活を送っていました。北海道大学は1876年に札幌農学校として開校した総合大学です。敷地内からは、サケマス仕掛けや土器・石器、栽培植物の種子などが発見され、1000年以上前に先住民族の村があったと考えられています。アイヌ料理の薬草として使われるシケレベ(キハダ)の木が多くある中央ローン(芝生)を歩き、北海道大学総合博物館へ移動します。
催行会社・お問い合わせ先
株式会社エゾシカ旅行社
- 住所
〒060-0061 札幌市中央区北1条西16丁目
- 公式サイト
https://www.ezosika.co.jp/
私たちは札幌を拠点に、ツアーオペレーションや観光コンサルティングを行う会社です。
具体的には、北海道を中心に、独自性の高い体験をお客さまに提供しています。バックカントリースキーやトレッキングのガイディングツアーをはじめ、お客様のニーズに合わせたさまざまなアウトドアアクティビティを提供します。アドベンチャートラベルでは、総合的なコーディネートを行います。また、現地の研究機関やアーティストと連携し、アイヌ文化の深い精神性を伝えるツアーを企画しています。