The Official Hokkaido Adventure Travel Guide

冬の阿寒秘められた2湖踏破と聖なる2山登頂

5日間

難易度

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  • 4泊5日

  • 6最小2名、最大6名

  • Climbing

    クライミング

  • Ski/Snowboard

    スキー・スノーボード

このツアーはサンプルです。詳しくは担当のツアーオペレーターへお問い合わせください。

ツアーの見どころ
  • アイヌの人々が崇拝する重要な聖地のひとつで、ユニークな冬のアクティビティを楽しむ
  • 夏にはほとんど立ち入ることのできない2つの秘湖を探検する
  • ツーリングスキーで全行程を切り開き、2つの火山登頂に立ち向かう
  • 冷えた体を温泉街の良質な天然温泉で温める
場所

阿寒摩周国立公園は、釧路県の中心都市である釧路市の北部に広がります。面積は90,481ヘクタール(904.81km2)で、ルクセンブルクの国土面積に匹敵します。国立公園内には、雌阿寒岳(標高1,499m)やアトサヌプリ(標高520m)などの活火山があり、阿寒湖や屈斜路湖の近くにも活火山があります。

ツアーの概要

阿寒摩周国立公園は北海道で最も古い国立公園のひとつで、その大部分は亜寒帯針葉樹の原生林に覆われています。阿寒湖は古くからアイヌの聖域として崇められてきました。阿寒湖は、特別天然記念物「まりも」の生息地、ヒメマスの原産地、ラムサール条約登録地として知られています。

このツアーでは、深い雪の下ですべてが休息し、すべての生き物が最も慎ましく暮らし、最も静かな季節である冬のこの地域をスキーで探検します。ツアーには、秘湖でのスキー・ツーリングや、死火山である大阿寒岳(1,371m)と活火山である雌阿寒岳(1,499m)の登山など、ユニークなアクティビティも含まれています。

この2つの山はともに火山で、なかでも雌阿寒岳は現在も活発な噴火活動を続けています。夏にはほとんど入ることのできない2つの秘湖に潜入したり、この聖地の中心に圧倒的にそびえ立つ大阿寒岳と雌阿寒岳の頂上まで、スキンアイゼンも使ったハイキングに挑戦したりと、非日常的な体験をします。

ツアー日程

1日目

空港から阿寒湖への移動

釧路空港でガイドと合流します。釧路空港は、東京羽田空港やその他の空港と接続し、毎日多くの便が就航しています。阿寒摩周国立公園内の主要な温泉リゾートのひとつである阿寒湖まで、専用バスでで移動します。 午後は、阿寒湖アイヌコタン、アイヌ伝統創造センターであるオンネチセ、アイヌ生活記念館などのアイヌ文化施設をご案内します(所要時間約2時間)。

2日目

雄阿寒岳をスキーで登る

朝食後、雄阿寒岳の南麓まで車で移動し、標高450mの地点から登り始めます。クライミングスキンを使用し、針葉樹と広葉樹が混在する尾根の標高を上げて行きます。 クマゲラの鳴き声が聞こえるかもしれないし、運河よければ目撃する可能性もあります。

稜線が険しくなってくると、すでに標高1,100mの樹林帯の上に出ており、眼下には阿寒湖が広がっています。山頂火口付近は、凍結がひどい場合はアイゼンが必要かもしれません。標高1,370mの山頂からは、翌日辿ることになる隠れた二つの湖を見下ろすことができます。反対側には噴火で盛り上がる雌阿寒岳が見えます。

滑降が気持ちいいかどうかは雪質次第だが、残り900mの斜面を滑り降りるのだから、できる限りツリーランを楽しみましょう!

3日目

二つの湖をめぐるスキーツーリング

朝食後、車で標高750メートルにある双岳台へ向かいます。まず、原生林の中を標高500メートルのペンケトー湖(アイヌ語で「上の湖」)の東岸まで滑り降ります。こちらは積雪期以外にはほとんどアクセスできない特別な場所です。スキーにクライミングスキンを貼り付け、圧倒的な存在感でそびえ立つ大阿寒岳を見上げながら歩き、エゾマツやトドマツの自然林を抜け、凍った湖の上を通り抜け、ペンケトーの北端に到着します。その後、ペンケトー湖の9倍以上ある標高450メートルのパンケトー湖(アイヌ語で「下の湖」)の南端までハイキングをします。

広大な白い雪原を横切り、本物の自然の中をハイキングします。ほとんど音もなく、極寒の地でのハイキングは、きっと忘れられない体験になります。気温はマイナス20度以下になることもあります。この地が聖地とされてきた理由を実感いただけるいただけるでしょう。

4日目

雌阿寒岳でのガイド付きスキー登山

朝食後、標高700mに位置するもうひとつの聖なる山、雌阿寒岳(1,499m)登山の登山口である野中温泉まで車で移動します。スキーソールにクライミングスキンを貼り、森の中を登り始めると、標高950メートル付近の樹林帯に到着します。そこで活火山の広大な斜面を登り、スキーを楽しみます。 天候がよければ、雌阿寒岳の隣にそびえ立つ阿寒富士(1,475m)という目立つピークに挑戦するチャンスもあります。

5日目

空港への移動

朝食後、専用車で釧路空港に移動します。

宿泊施設について

場所 施設タイプ 部屋タイプ 温泉・スパ WiFi
1 阿寒湖 ホテル トイレ・バス付個室 温泉・スパー WiFi
2 阿寒湖 ホテル トイレ・バス付個室 温泉・スパー WiFi
3 阿寒湖 ホテル トイレ・バス付個室 温泉・スパー WiFi
4 阿寒湖 ホテル トイレ・バス付個室 温泉・スパー WiFi

催行会社・お問い合わせ先

株式会社ノマド

住所

〒060-0062 札幌市中央区南2条西6丁目8一閤ビル2F

TEL

+81 (0)11-261-2039

公式サイト

http://www.hokkaido-nomad.co.jp/

弊社は、北海道において登山、トレッキングやハイキングなど“歩く”ツアーを手がけるパイオニアとして、1987年創業いたしました。
以来、日本各地や世界の山々・秘境の旅で実績を重ねてきました。2023年はおかげさまで創業36周年を迎えます。
のんびり自然を楽しむ日帰りハイキングや、山懐へと分け入る縦走やトレッキング、また未知なる自然や歴史遺産を訪ねる秘境探訪など、地球上のさまざまな絶景を体験し感動する旅を皆様にお届けいたします。

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