奥尻島でハイキング&カヤック ガイド付きツアー5日間
5日間
難易度
冬
4泊5日
最少4名、最大10名
カヤック
サイクリング
ハイキング
このツアーはサンプルです。詳しくは担当のツアーオペレーターへお問い合わせください。
- ツアーの見どころ
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- 北海道の最西端の島で、ハイキングやカヤックをしながらアイランドホッピング
- 島の活力を支えるブナの森を理解する
- 風光明媚な海岸線、そして津波被害から復興した小さな漁師町の旅を楽しむ
- 地元の食文化に触れ、新鮮なシーフードを味わう
- 神威脇(かむいわき)温泉でユニークな湯治体験
- 場所
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奥尻島、江差町
ツアーの概要
北海道の最西端に位置する奥尻島は極東ロシア・沿海州の影響を大きく受けてきた歴史があり、古来より大陸との交易が行われてきました。この島独特の植生や文化が作り出す風景を楽しみながら、北海道の他の地域とは異なる特別な雰囲気を感じることができます。また、ブナの原生林が自然のサイクルに貢献し、再生し続けてきたことでも知られています。
1993年、奥尻島は南西沖地震による大津波で甚大な被害を受けました。その後に5年の歳月を経て、奥尻島は元の姿を取り戻しました。
ハイキング、カヤック、サイクリングなどのアウトドアレジャーを楽しみながら、訪れる観光客が限られたこの島でディープなアドベンチャーを体験してください。
ツアー日程
1日目
函館空港に集合の後、歴史ある町・江差でウォーキングツアー
函館空港に到着後、車で2時間移動し、奥尻島への玄関口・江差へ向かいます。
江差町では、まず檜山県立自然公園の一部として保護されている「かもめ島」を訪ねます(カモメのような形をしていることからその名がきました)。江差の歴史は、このかもめ島から始まったと言っても過言ではありません。現在、この美しい自然の島は、江差のシンボルとして、地元の人々や観光客に愛されています。
江戸時代後期、江差は北海道を代表する商業港として繁栄しました。ニシンなどの交易を目的とした「北前船」が本州との間で航行し、商人の町として栄えたその昔の面影が今も残っています。メインストリート「いにしえ街道」にある歴史的建造物を見て、繁栄の歴史を感じる時間を過ごします。
北海道での最初の食事は、ゆで卵、大根、こんにゃく、かまぼこなどの「おでん」です。
お食事
夕食(地元の飲食店)
2日目
禅宗のリトリート体験と奥尻島訪問
この日は、350年前に発見された曹洞宗の正覚院で、禅の修行をします。この歴史あるお寺では、海難事故の供養も行われています。
禅宗の伝統的な3宗派のうち最大宗派である曹洞宗では、食事のような日常生活のあらゆる場面で禅の精神を感じることを心がけます。その実践の一環として「朝粥」をいただきます。
江差から「ブナ林の浮島」奥尻島へ向かう2時間のフェリーの旅を楽しみます。島の陸地に必要な水を供給するという重要な役割を担うブナ原生林へ、港から真っすぐ向かいます。ウォーキングツアーでは、陸から海へ、島の生活の維持に必要とされる水の循環を体験します。ツアーの最後には、美しい夕日を見ることができます。
地元の居酒屋で夕食をとり、地元の民宿に泊まれば、島民として暮らしているような気持ちがわくでしょう。
お食事
朝食、昼食(お弁当)、夕食(地元の居酒屋)
3日目
奥尻島の青い海でシーカヤック
奥尻島は、北上する暖流の対馬海流と、沿岸州から南下する寒流のリマン海流の分岐点に位置する地理的な特徴を持ちます。また、大陸からの珍しい野生動物が訪れる場所でもあります。そんな奥尻の暖かい海で一日いっぱいシーカヤックを楽しみましょう。静かで青い海の上でカヤックに乗っていると、この美しい島がかつて津波に襲われたことが想像しがたいかもしれません。
昼食は島の西岸で野趣あふれるバーベキューを楽しみます。
午後は再びシーカヤックを楽しみ、島の自然を楽しみます。夕日を見る機会もあります。
日本海の涼んだ後は、漁港にあるユニークな神威脇(かむいわき)温泉で温まります。
この日の夜もまた、地元の人たちと一緒にナイトライフを楽しみながら島を散策します。島の文化に浸るにはこれ以上の方法ありません!
お食事
朝食、昼食(バーベキュー)、夕食(地元の居酒屋)
4日目
自転車で島を一周、悲しい記憶と向き合う
1993年7月12日午後10時17分、奥尻島北方沖の日本海の海底で地震が発生しました。 マグニチュード7.8、日本海側で発生した地震としては近代以降で最大規模でした。この地震により、震源地に近い奥尻島を中心に火災や津波による被害が拡大し、202名の方が亡くなり、28名の方が行方不明となりました。
阪神・淡路大震災の1年半ほど前のことで、この災害から島が復興するまでに5年の歳月を要しました。
将来の災害に備えた防災まちづくりが行われている青苗地区を自転車で走り、復興の過程をたどります。
旅館での夕食の前に奥尻島津波伝承館を見学します。 この津波災害の辛い記憶と教訓、そして日本全国から寄せられた支援への感謝を後世に伝えるのが、この施設の役割です。
旅館で新鮮な食材を使った最後の晩餐を楽しみ、ゲストハウスに戻ります。
お食事
朝食、昼食(バーベキュー)、夕食(旅館)
5日目
島とお別れして新函館北斗駅へ移動
朝7時に宿を出発し、フェリーに乗って江差へ向かいます。江差フェリーターミナルから専用車で新函館北斗駅に向かい、北海道の旅を締めくくります。
食事
朝食(お弁当)
宿泊施設について
場所 | 施設タイプ | 部屋タイプ | 温泉・スパ | WiFi | |
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1 | 江差町 ホテル寺子屋 | ホテル | 個室 バス・トイレ付 | なし | |
2 | 奥尻ゲストハウスimacoco | ゲストハウス | 相部屋 バス・トイレ共同 | 徒歩2分 |
催行会社・お問い合わせ先
株式会社北海道宝島旅行社
- 住所
〒060-0052 北海道札幌市中央区南2条東2丁目8-1 大都ビル 9F
- 公式サイト
私たち北海道宝島旅行社は、北海道を専門エリアとして、北海道ならではのユニークでカスタマイズしたオーダーメイドツアーを提供するクリエーターチームです。
2007年創業。北海道の宝物を世界中の旅行者に伝えて地域の活性化に貢献すること、北海道におけるアドベンチャートラベルのパイオニアになることを目指しています。
ガイドブックには載っていない地元ならではの体験、各地で働く農山漁村の人たちとの交流など、北海道の「本物」の自然と文化の体験提供と、効率的なアクセスや快適な宿泊場所等をカスタマイズできることが、北海道のスペシャリストである私たちの強みです。
四季ごとに劇的にその姿を変化させる北海道の自然を感じ、そこに息づく多種多様な動植物と出会い、その環境下で生きている人間の生活と直に触れ合う。それらを通じて、お客様の一生の思い出に残る旅を提供することが、私たちの理想とする姿です。