The Official Hokkaido Adventure Travel Guide

春~秋のアクティビティ

place: Shiretoko

夏から秋にかけての北海道は温暖でさわやかな日が多く、アドベンチャートラベルのベストシーズン。トレッキング、サイクリング、フィッシング、カヌーなど、様々なアクティビティを通して自然と一体になる贅沢な時間を満喫できます。

大自然の中でのサイクリングやトレッキング

春から秋の北海道は山登りや気軽なハイキングでも、自然探索に最適な季節。北海道のほぼ中央にそびえ立つ最高峰、旭岳(2,291m)登頂にトライしましょう。旭岳を擁する大雪山国立公園は、夏は豊かな緑、秋は鮮やかな紅葉と季節によって表情を変える人気のエリア。初心者の方でもロープウェイで山の中腹まで登ることができます。

北海道は緯度が高いため、標高1,000m未満の場所でも高山植物を観察できます。日本最北端の島・礼文島の登山道では、6月から8月にかけて彩り豊かな美しい花々が咲き誇ります。他にも世界自然遺産の知床、日本最大でラムサール条約湿地でもある釧路湿原など、豊かな自然を満喫できるトレッキングスポットが各地にあります。

馬の飼養頭数が日本で最も多い北海道。ニセコや日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖などで、ホーストレッキングが楽しめます。北海道の雄大でダイナミックな自然を満喫するには、サイクリングもおすすめ。平坦な道路が多いので、自分のペースで絶景を眺めながらサイクリングができます。森林に囲まれた洞爺湖や阿寒湖の湖岸をマウンテンバイクで駆け抜けるのも爽快です。

フィッシング&マリンスポーツも充実

透明度の高い川や湖が点在する北海道は釣り好きにとっては憧れの地。道東の阿寒湖や阿寒川は、ニジマス、イワナ、ヒメマス、イワナなどの天然マス類の宝庫です。標津町の忠類川には国内では禁止されている河川に遡上するサケやマスを捕ることでき、8月から11月までサーモンフィッシングが楽しめる特別なスポットがあります(有料の承認証が必要)。

 

一方で、日本海側の積丹半島を囲む海域は、北海道の秘境の1つ。エメラルドグリーンとコバルトブルーの美しいグラデーションは「積丹ブルー」とも呼ばれ、透明度の高い海で楽しむシュノーケリングやシーカヤック、ダイビングなどのマリンアクティビティは最高です。

また、同じく日本海側にある奥尻島もマリンアクティビティが充実した離島。北海道有数の透明度を誇る海は「奥尻ブルー」と称され、SUP、カヤック、サーフィン、釣りなどアクティビティの種類も多彩で、特にSUPやカヤックでは普段とは違う視点で海から島を眺めることができます。釣りでは、ホッケ、ソイ、アイナメ、ヒラメ、イカなど多くの種類の魚を釣ることができます。

手つかずの自然が残る川や湖でのラフティング&カヌー

北海道の自然を体感するならカヌーがおすすめ。原始の面影が残る湖や悠々と流れる川を、カヌーで進みながら楽しむことができます。釧路湿原や釧路川、札幌から約2時間で行ける洞爺湖、小さな島々が点在する大沼湿原など、北海道には絵のように美しいカヌースポットがたくさんあります。夏は緑豊かな景色、秋は鮮やかな紅葉を水辺を漂いながらゆったりと眺めることができます。

スリルを求めるならラフティングがおすすめ。ラフティングツアーは春から秋まで参加でき、特に雪解け水が流れ込む春先はスリル満点です。手つかずの自然が残る富良野の空知川、羊蹄山と広々とした田園風景が美しいニセコの尻別川、四季を通じて水量の多い十勝川など、人気のラフティングスポットがたくさんあります。