旧花田家番屋
明治のニシン漁最盛期に思いを馳せながら
北海道遺産にも認定されている、日本最北端の国指定重要文化財の建物です。1905年(明治38年)に建てられた鰊番屋は、道内で現存する番屋では最大の規模を誇ります。ニシン漁が盛んだった最盛期には、雇い人が200人をも超えていました。この番屋はすべて地元「大椴」の山から切りだし、三半船で海上を運び、木挽の手によって製材されたものです。貴重な道具類なども一般公開されており、当時の様子を知ることができます。現在は道の駅「おびら鰊番屋」が併設されています。道の駅では、特産品の販売や歴史文化保存展示ホール、日本海の新鮮な海の幸を味わえる食堂などもあり、旧花田家番屋と共に楽しむことができます。
また、国道232号線をはさんで海側には「にしん文化歴史公園」があり、夕陽をイメージしたモニュメントと北海道の名付け親、松浦武四郎翁の像が建っています。モニュメントが描く弧に日本海へ沈む美しい夕陽が重なる時、素晴らしい風景を望むことができます。
毎年5月下旬には鰊番屋まつりを開催。さまざまなゲームやイベントが行われ、多くの来場者で賑わいます。
- エリア
- 道北エリア
- 稚内・利尻・礼文・留萌エリア
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒078-3454
- 所在地
- 北海道小平町字鬼鹿広富35-2
- 電話番号
- 0164-57-1411
- 営業時間
- (5月~10月)8:00~17:00
(11月~4月)9:00~16:00 - 休業日
- 月曜日(6月第3月曜日~8月第2月曜日は無休)
年末年始
※冬期間については臨時休館となる場合があります。 - 駐車場
- あり
- アクセス
- ●車:JR旭川駅より約100分
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。