さっぽろ雪まつりをとことん楽しむポイント

さっぽろ雪まつりをとことん楽しむポイント

北海道の冬を代表するイベントとして、世界中から観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」。新型コロナウイルスの影響で、2年間にわたって会場での開催が見合わされていましたが、2023年からはリアル開催されています。高さ10メートルを超す巨大な雪像は精巧な造りもみどころで、ライトアップやプロジェクションマッピングによって、昼と夜それぞれに違う感動を届けてくれます。ほかにも繁華街のネオンに美しく輝く氷像など、雪まつりにはみどころがいっぱい。北海道が世界に誇る冬の風物詩をぜひご堪能ください。

さっぽろ雪まつりに行ってみよう!

北海道を代表する冬を楽しむイベント

「さっぽろ雪まつり」は、「世界三大雪まつり」にも数えられ、例年国内外から200万人の参加客が訪れる、北海道を代表する大きなイベントです。

そんな「さっぽろ雪まつり」、一度は行ってみたい!と思う方も多いはず。でも、冬の北海道旅行ってなんだかハードルが高そうですよね。

この記事では、冬の北海道が初めて!という方にも、とことん楽しんでいただけるように、おさえておきたいポイントをご紹介します!

冬の北海道はとっても寒いからこそ、ここでしか味わえない体験がたくさん。ぜひ訪れてみてください。

さっぽろ雪まつりって?

札幌市民の冬の風物詩

1950年(昭和25年)、市民の雪捨て場だった広場に、市内の中高生が雪像を作ったことをきっかけに始まりました。

1955年(昭和30年)からは陸上自衛隊が参加し、雪像はより大きく、精巧なものになっていきます。毎年、国内外の建築物や世界遺産、ゲームやアニメ、映画やスポーツといったさまざまなテーマの雪像が制作され、立ち並びます。

ダイナミックな大雪像のほか、市民が作る中小の雪像は、世相を反映したものや風刺も多くあり、見応えたっぷりです。

各会場のみどころ

大通会場:札幌の都心部に、大雪像が出現!

大通公園の西1丁目から西10丁目にわたって、雪の世界が出現。プロジェクションマッピングなどで来場者の目を楽しませてくれる大雪像5基を中心として、中小雪像、市民雪像、カーリングや滑り台などのウィンターアトラクションなどがずら〜っと並びます。


すすきの会場:幻想的な氷像が立ち並ぶ

「北の歓楽街すすきの」に無くてはならない⁉氷をテーマにしたオブジェが並びます。氷像を見て・ふれて氷の世界を体感することができます。氷彫刻コンクールの美しい氷像のほか、キャラクターをかたどったものや、すすきの会場名物・魚入り氷像も展示されます。


つどーむ会場:体験型アトラクションが楽しめる

大通会場から車で30分程の丘珠空港に隣接した多目的施設「つどーむ」を中心に開催されます。大きなチューブスライダーやスノーラフトなど、子どもから大人まで思い切り遊べる会場です。(詳細未定)

おさえたいポイント!

絶対に見たい雪像をチェックしておこう

会場内の大雪像では、日没とともにプロジェクションマッピングが定期的に上映されます。映像のスケールが大きく、一度始まると数分かかるものが多いため、プロジェクションマッピングを見たい雪像は見逃さないよう事前にチェックしておくことをおすすめします。特に人気の雪像は、満員で会場に入れない場合もあるので気をつけましょう。

ただ、事前に調べるのもいいですが、当日気ままにゆっくりと雪像を見て歩き回るのも楽しいですよ。


夜のすすきのを楽しもう

すすきのといえば、北日本最大の歓楽街。ネオンが光る街中に氷像が立ち並び、大通会場とはまた違った世界を楽しめます。ユニークな氷像を楽しみながら、すすきのの文化を体感できるのがすすきの会場の醍醐味。体が冷えてきたら、お店に入ってグルメやお酒を楽しむのも◎。

会場への行き方

地下鉄駅からすぐ!

道外からの方は、まずは道内各空港からJRもしくはバス等でJR札幌駅を目指してください。

JR札幌駅から地下鉄で移動する場合は、徒歩5分の地下鉄南北線さっぽろ駅から大通駅まで1駅です。もしくは、地下歩行空間を15分ほど歩いて移動することもできますよ。

札幌の街の中心部は地下街が発達しており、駅北から大通を通ってすすきの方面まで地下歩道が繋がっています。冬でも街中を徒歩で移動できるのは、札幌独特の魅力です!

大通駅は出口が多いので、目的地に近い出口をリサーチしておくと、スムーズに移動できますよ。

服装は?

脱げるように厚着するのがコツ!

北海道は寒そうだからといって、しっかり防寒しすぎるのは禁物!

実は北海道の商業施設などの室内はかなり暖かく、過剰に着込みすぎてしまうと暑く感じてしまいます。さらに汗をかいた体で氷点下の屋外を歩くと身体が冷えて、風邪をひきかねません。

上半身はヒートテック1枚にセーターやフリース、その上にダウンコートなど風をしっかり防げるアウターを。雪が降るのを想定し、フードが付いていると安心です。

下半身はズボンの方であれば薄いタイツ等をインナーに履くのも◎、スカートの方は100デニール以上の厚めのタイツを選んでください(タイツの重ね履きも効果的!)。

そして首・手首・足首と手足は、マフラー・手袋・厚めの靴下などでしっかりと防寒を!屋外では耳も冷えやすいので、帽子や耳当てなどで防寒してください。屋外に出る時間が長い日は、つま先に貼るカイロもおすすめです。

北国らしくモコモコかわいい冬ファッションを楽しみながら、お出かけしてみてください。

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