旧長野商店
最古の木骨石造建築
旧長野商店は、最古の木骨石造建築物で、外観は石造りですが、内部に木の骨組みがあります。店舗は明治27年築、石蔵は明治10年頃の築と推測されています。越後(現・新潟県北蒲原郡聖籠町)出身の長野徳太郎が、明治7年に創業した商店で、石狩町の繁栄を現在に伝える数少ない建物です。米・塩、呉服・反物、雑貨のほか、八幡町の酒造場では、清酒、濁酒、焼酎の醸造も行なっていました。明治・大正時代〜戦前の石狩町を代表する商家のひとつで、瓦屋根に洋風のアーチ窓をもつ和洋折衷の外観の札幌軟石を使った石造りの店舗と蔵を有していました。昭和30年の閉店後、昭和63年、石狩市に建物が寄贈されています。店舗、石蔵あわせて、長さ約81cm・高さ約30cm・厚さ約17cmの札幌軟石が920個あまり使用されています。店舗の内部は、明治から大正時代の石狩の商店の様子を再現し、石蔵でには、長野家で使った漆器や新築当時の店舗の瓦、棟札、本町地区のジオラマなどが展示されています。
- 最寄りの空港
基本情報
- 所在地
- 北海道石狩市弁天町30-5
- 電話番号
- 0133-62-3711(いしかり砂丘の風資料館)
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 休業日
- 火曜日(祝日の場合はその翌日)
- 料金
- 有料
- 駐車場
- あり・無料
- アクセス
- ●バス:中央バス札幌ターミナルから約70分「石狩温泉前」下車、徒歩2分
●車:札樽自動車道札幌北ICから約50分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。