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さっぽろラーメン横丁のルーツは、昭和26年（1951年）に南5条西3丁目にあった映画館「札幌東宝公楽」横の「公楽ラーメン名店街」が前身です。当初はラーメン店だけではなく、8軒の商店や飲食店が雑居していた商店街でしたが、その中の来々軒というラーメン店が繁盛したことで、商店街の店は次々とラーメン店に鞍替えし、ついに全部がラーメン店で占められました。

昭和44年（1969年）に札幌冬季オリンピックによる道路拡張工事のため名店街は取り壊されますが、昭和46年（1971年）に今の場所に復活しました。

現在は「元祖さっぽろラーメン横丁」として、札幌グルメを代表する観光名所になっています。先代から数えて70年以上もの歴史がありますが、伝統を守り続けるだけではなく昨今のラーメン志向にも応える名店が揃っています。

横丁のちょっとレトロで、ディープな雰囲気にもどこか懐かしさがあり、個性あるラーメンを味わいたい人々が国内外から数多く訪れています。