野付半島
日本最大の砂の半島は見どころが豊富
知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海に腕を伸ばすようにして広がる野付半島。全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)です。砂嘴とは、海流で運ばれた砂が堆積して作られた地形のこと。海流の浸食による複雑に入り組んだ海岸線とあわせて、野付半島が多様な生命を育んでいる要因のひとつです。
GW頃からは観光船や潮干狩り等の体験が始まります。夏には、高山植物が平地で見ることができる原生花園で野花が咲き誇り、アザラシが休憩する姿が見られることも。
春と秋には、漁場では風の力で網を曳く伝統漁法で希少な北海シマエビの漁が行われます。江戸時代から続く漁法で獲られたエビは、雑味がなく非常に深い味わいです。
ススキが咲き誇る秋には、鮭の定置網漁が始まります。冬には内海が結氷し、外海には流氷が漂着します。野付の海域は海流が流れ込む地形のため、多くのプランクトンが運ばれます。11月から5月頃までは特産品のホタテ漁が行われますが、海域の栄養価が高いことから大ぶりのホタテが育ちます。
また、野付半島の中ほどにあるネイチャーセンターでは、ソフトクリームやフレッシュな別海町産牛乳で旅の疲れを癒すことができます。
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒086-1645
- 所在地
- 北海道野付郡別海町野付
- 電話番号
- 0153-82-1270(野付半島ネイチャーセンター)
- 営業時間
- (4月~9月)9:00~17:00
(10月~3月)9:00~16:00 - 休業日
- 12月30日〜1月5日
- 料金
- 入場料無料、ガイド別途申込有料
- 駐車場
- 50台、無料
- アクセス
- ●車:中標津空港から約50分
●車:釧路外環状道釧路東ICから国道272号経由約120分
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。