世界自然遺産 知床
海から陸へとつながる生態系が見られる世界自然遺産
北海道の東部に位置し、半島の中央には標高1,000m以上の山々が連なる知床。シマフクロウやシレトコスミレなどの絶滅危惧種をはじめ、陸にはヒグマやエゾシカ、海にはトドやアザラシなどの希少な動植物が生息していて、いのちの豊かさを見せてくれます。また、冬に知床の海を覆い尽くす流氷も忘れてはいけません。流氷と一緒に運ばれてくる良質な栄養分が海を豊かにしてくれ、鮭が育ち、川に遡上したその鮭をヒグマが食べ、その糞や死体が土に返り、知床の森を豊かにしてくれます。希少な動植物の生息地としてはもちろん、この海から陸・山へとつながる生態系が評価され2005年7月に日本で3例目となる世界自然遺産に登録されました。
夏には、ガイドさんと一緒にハイキングに行ったり、遊覧船やカヤックに乗って海から野生動物探索を楽しんだり、期間限定の定期観光バスに参加してもいいかもしれません。冬には、ガイドさんとスノーシューを履いてハイキング、流氷で覆う海の中を進む砕氷クルーズや流氷原を散策する流氷ウォークなどもできます。自然豊かな知床を存分に楽しむなら現地ツアーに参加するのがおすすめです。
知床八景と呼ばれる「オシンコシンの滝」「オロンコ岩」「夕陽台」「プユニ岬」「フレペの滝」「知床峠」「知床五湖」「カムイワッカ湯の滝」は、知床に訪れたなら外せない観光スポット。現地ツアーで知床の大自然を体験した後に知床で代表的な8つの景勝地を巡ってみてはいかが。
- エリア
- 知床・網走・紋別エリア
- 道東エリア
- 最寄りの空港
基本情報
- 所在地
- 北海道斜里町
- 電話番号
- 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
- アクセス
- ●バス:JR知床斜里駅から約50分「ウトロバスターミナル」下車
●車:旭川紋別道遠軽瀬戸瀬ICから約3時間30分 - 関連リンク
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