札幌市時計台
札幌の歴史を刻み続ける日本最古の時計塔
札幌のシンボルとして愛され続ける時計台(正式名称は旧札幌農学校演武場)。北海道大学の前身である旧札幌農学校の演武場として、初代教頭クラーク博士の提案により1878(明治11)年に建築され、生徒の兵式訓練の場として、また式典などが行われる中央講堂として使用されました。1881(明治14)年、時計塔を付設してアメリカ・ハワード社製の振り子式時計を設置。1970年には国の重要文化財に指定されました。130年以上経った今も正確に時を刻み続け、毎正時に澄んだ鐘の音色を響かせ札幌の街に時を告げています。
2階建ての館内は資料館になっており、1階には、時計台の歴史や歩みを紹介する資料や写真パネルを展示しているほか、映像による解説や札幌農学校時代を現した大型模型もあり、見応え十分。2階ホールは、明治時代そのままに講堂の様子を復元。夜はコンサートや講演会などが行われています。
日没すると時計台はライトアップされ幻想的な姿に。LEDの光に赤い屋根と白い壁のレトロな外観が照らし出され、タイムトリップしたような不思議な光景を楽しめます。特におすすめなのは冬の夜。真っ白な雪の中で光り輝く時計台は一見の価値があります。夜の散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 最寄りの空港
札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)
基本情報
- 郵便番号
- 〒060-0001
- 所在地
- 北海道札幌市中央区北1条西2丁目1-1 旧札幌農学校演武場
- 電話番号
- 011-231-0838
- 営業時間
- 8:45~17:10(入館は17:00まで)
- 休業日
- 1月1~3日
- 料金
- 入場料は各種割引あり(関連リンク参照)
- 駐車場
- なし(有料駐車場利用)
- アクセス
- ●徒歩:JR札幌駅南口から約10分
●徒歩:地下鉄大通駅から約5分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。