雪原が輝く冬の北海道。その中でも釧路と阿寒は、自然と感動に満ちた特別なエリアです。
世界的に知られる「釧路湿原」では、白い羽を広げて舞うタンチョウに出会えます。霧氷の中を歩く姿は、まさに“冬の北海道観光”の象徴。
もう一つの人気体験は、冬限定「SL冬の湿原号」。黒い機関車が白い煙を上げながら雪原を進み、車窓からは幻想的な景色が広がります。ゆっくりとした“北海道旅行”の時間を楽しめます。
阿寒湖では、氷上の「ワカサギ釣り」に挑戦。釣れた魚をその場で天ぷらにすれば、寒さも忘れる“北海道グルメ”の味わいです。
夜は温泉で体を温め、満天の星空を眺めながら癒しのひとときを。
自然、汽車、食、温泉——冬の釧路・阿寒には、心を動かす体験がすべてそろっています。
この冬、“本物の北海道の冬”に出会いに行きましょう。
※この行程のJRの時刻は2025年1月時点のものです。変更になる場合もありますので、おでかけの際には事前にご確認ください。
※コース内で紹介しているスポットや体験メニューは変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトよりご確認ください。
たんちょう釧路空港
旅の始まり阿寒へ!
空港から阿寒湖温泉までは、阿寒エアポートライナー(事前予約制)や定期バスが便利です。航空ダイヤに合わせて運行しているので、乗り継ぎもスムーズ。旅の始まりを快適にサポートしてくれます。
車窓から広がるのは、雄大な釧路の自然。どこまでも続く雪原や、時折姿を見せるエゾシカに思わずカメラを向けたくなることでしょう。
阿寒湖に近づくにつれて、空気が澄み、森の香りが濃くなる――そんな変化を感じながら、北海道の大地を体いっぱいに味わってください。
阿寒バス/0154-37-8651(電話受付 9:00~17:00)
10:20頃
道の駅阿寒丹頂の里
タンチョウの里でのお土産をお忘れなく!
阿寒湖観光の途中に立ち寄りたい人気スポット。観光案内所のほか、釧路の特産品や北海道ならではのお土産が並びます。レストランでは阿寒モルト牛や阿寒ポークなど地元食材のステーキが人気。隣接する「赤いベレー天然温泉」は、美肌の湯として地元の人にも親しまれる癒しの名湯です。
- 住所
- 釧路市阿寒町上阿寒23-36-1
- 電話番号
- 0154-66-2969
- 営業時間
- 5月~9月/9:00~18:00
10月~4月/9:00~17:00
阿寒国際ツルセンター【グルス】
雪景色に舞うタンチョウを観察!
阿寒は特別天然記念物タンチョウの生息地。自然に近い環境で暮らすタンチョウを間近に観察でき、雪原に舞う姿は息をのむ美しさです。翼を広げて踊るような求愛ダンスはまさに感動の瞬間。世界中のカメラマンや観光客が集う、冬の北海道旅行を象徴する感動スポットです。
- 住所
- 釧路市阿寒町上阿寒23線40
- 電話番号
- 0154-66-4011
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
14:00頃
【宿泊】阿寒湖温泉
アイヌ文化と豊かな自然が融合する道東屈指の温泉地
阿寒湖は特別天然記念物マリモの生息地として知られ、道東を代表する温泉地。周囲には古式舞踊や民芸品の店が並ぶアイヌコタンがあり、豊かな自然と文化の調和を感じられます。冬には、凍った湖に花のような氷の結晶「フロストフラワー」が咲く幻想的な光景に出会えることも。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- 電話番号
- 0154-67-3200
阿寒湖ICE・愛す・阿寒「冬華美」
温泉だけじゃない!夜も楽しみ盛りだくさんの阿寒湖
冬期間限定で開催される阿寒湖の夜を盛り上げるイベント。毎年2月初旬~3月中旬に開催され、期間中は毎夜、澄み切った夜空を花火が美しく彩ります。阿寒湖から切り出した氷を切るミニゲームなど、凍てつく阿寒の冬の夜のアトラクションを満喫できます。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- 電話番号
- 0154-67-3200
阿寒湖雪あそび
阿寒湖の絶景の中でウィンターアクティビティを満喫!
冬の阿寒湖では凍った湖上でワカサギ釣りを体験することができます。釣ってすぐに揚げて食べる天ぷらの美味しさは格別!
そのほか四輪バギーやスノーモービルなどのアトラクションも充実しています。
また、湖畔のボッケ遊歩道では氷点下時に見られる絶景「霧氷」を見られることも!早起きして訪れてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6-20
- 電話番号
- 0154-67-3200(阿寒観光協会まちづくり推進機構)
バスで約120分
<JR釧路駅から>
タクシーで約5分 12:40頃到着
喰処鮭番屋
海の香りに包まれて、釧路名物の炉端焼きを満喫!
港町・釧路にある人気の海鮮処では、炉端焼き発祥の地ならではのスタイルで、新鮮な魚介を炭火でじっくり焼き上げます。海産物工場の直営店のため、獲れたての魚や貝をリーズナブルに楽しめるのが魅力。香ばしい煙とともに立ち上る磯の香りが、旅の気分を一層高めてくれます。
隣の直売店には、サーモンや干物、珍味など釧路の味覚がずらり。お土産選びにもぴったりです。港町の風を感じながら、北海道グルメの魅力を心ゆくまで堪能してみてください。
- 住所
- 釧路市浜町4-11
- 電話番号
- 0154-25-0503
釧路フィッシャーマンズワーフMOO
活気あふれる港町・釧路の魅力が詰まったウォーターフロントの人気スポット
北海道の三大名橋のひとつ、幣舞(ぬさまい)橋に隣接するこの施設は、グルメもショッピングも楽しめる釧路観光の定番です。館内にはレストランや市場が並び、新鮮な魚介類や釧路名物のザンギ、ボリューム満点の定食など、北海道グルメを気軽に堪能できます。
夕方には、幣舞橋越しに沈む美しい夕日が建物をオレンジ色に染め、カメラを向けたくなる絶景が広がります。港の風を感じながら、釧路ならではの味と景色を一度に楽しめるおすすめスポットです。
- 住所
- 釧路市錦町2丁目4
- 電話番号
- 0154-23-0600
- 営業時間
- ・ショップ 10:00~19:00(5月~10月)、10:00~18:00(11月~4月)、(7・8月9:00~)
・レストラン 11:30~21:00(店舗により異なります)
・港の屋台 11:30~14:00 (一部店舗ランチ営業あり)、17:00~24:00 - 休業日
- 無休(1・11月にメンテナンス休業あり)
【宿泊】釧路市内
釧路市内には、観光やビジネスに便利な宿泊施設がそろっています。港を望むホテルでは、ライトアップされた幣舞橋や釧路川沿いの夜景を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。市街地にはレストランや居酒屋も多く、名物の炉端焼きや新鮮な海鮮など北海道グルメを堪能するのにも最適。旅の拠点として、心温まる港町の滞在を楽しんでください。
(11:05)
SL冬の湿原号
白銀の世界を駆け抜ける、冬だけの特別な旅へ
冬季限定でJR釧網本線の釧路駅〜標茶駅間を走る観光列車です。車窓に広がるのは、雪に包まれた釧路湿原の大パノラマ。運がよければ、雪原に舞うタンチョウやエゾシカなど、北海道ならではの野生動物に出会えることもあります。
黒い車体から白い蒸気を上げて走る姿は、まさに冬の風物詩。レトロな雰囲気と迫力ある走行音が旅情を誘い、全国の鉄道ファンや観光客を魅了しています。
- 住所
- 釧路市北大通14丁目1JR釧路駅
- 電話番号
- 011-222-7111
JR釧路駅〜JR標茶駅間を1日1往復運転
- JR釧路駅(11:05発)
- JR標茶駅を目指して約90分の旅です!客車には昔懐かしいダルマストーブが設置され、車内で販売しているスルメを自分で焼いて食べることもできます。
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- JR標茶駅(12:35着)/JR標茶駅(14:00発)
- JR標茶駅には車両の向きを変えるための転車台がないため、機関車(SL)の入換作業を行います。釧路方面への復路は機関士は後ろ向きのまま運転します。
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- JR釧路駅(15:42着)
- どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気あふれる旅の終着点。タンチョウや野生動物たちの姿を見ることはできたでしょうか?最後に、レトロ調の制服を着用した車掌さんとの記念撮影もお忘れなく!
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豪快な汽笛を合図に、待ちに待った旅がいよいよスタートします!力強く響く警笛の音は迫力満点で、思わず耳をふさぎたくなるほど。車窓からは、白銀の釧路湿原がどこまでも広がり、冬ならではの静寂と雄大な景色が旅人を包み込みます。レトロな車両と蒸気の香りに包まれながら、北海道の冬のロマンを体感してみてください。
空港連絡バスで約45分 18:00頃到着