話題のフォトジェニックスポット「然別湖の湖底線路」
SNSなどで「日本の有名アニメ映画のワンシーンのような景色だ」と今話題の北海道の撮影スポット「然別(しかりべつ)湖の湖底線路」。澄んだ青空と青い湖に沈むどこまでも続くように見える線路は映画のように幻想的。まだ見たことのない風景を求めて然別湖を訪れてみませんか。
湖に続く線路、然別湖の湖底線路って?
SNSを中心に、日本の有名アニメ映画のワンシーンのような景色だと話題の「湖底線路」
湖底線路があるのは、北海道の東部、大雪山国立公園内にある北海道の中では一番標高が高い場所に位置する「然別湖」
標高約810mの自然湖で、豊かな生態系が残る秘境。"天空の湖"と称され、夜には満天の星空が広がり、その湖面に無数の星が映り輝くことから、別名"星の棲む湖"とも呼ばれる美しく透明な湖に線路が続いています。実は、この線路の正体は、船の引き上げ用のレール。
冬には凍ってしまう然別湖。冬期、遊覧船を陸にあげるためのレールなのだそう。
天空の湖に向かって沈む線路・・・。どこまでも続くかのような感じがして、ますます神秘的でアニメのような雰囲気です。
湖底線路の場所とアクセス
湖底線路があるのは、然別湖の南西部。湖底線路までの車での移動時間は帯広から約1時間20分。札幌(十勝清水ICまで高速道路使用)から約3時間30分、旭川(上川層雲峡ICまで高速道路使用)からは約3時間20分を目安にしてください。Googleマップで「水中レール 然別湖」と検索すると分かりやすいのでオススメです。
湖底線路をより神秘的に見せるヒミツが湖の透明度。然別湖の透明度は国内有数。周辺の自然風景と湖の透明度が湖に続く線路をより美しく神秘的な景色に感じさせてくれます。
湖底線路の撮影は、風が比較的少ない、良く晴れた日だと線路がはっきりと見えてオススメです。
冬季は結氷してしまい、湖底線路は見られないのでご注意を。その年の状況にもよりますが、例年遊覧船が運航している5月下旬〜10月下旬まで見ることができます。
撮影にオススメの時期
夏には緑、秋には紅葉、そして冬だけ現れる雪と氷のだけの世界『しかりべつ湖コタン』と四季を通して魅力的な然別湖。
例年9月下旬から10月上旬に紅葉が見頃を迎えます。紅葉の季節は、カヌーでの湖散策やテラスでの休憩、無料の足湯もおすすめです。湖に浮かぶテラスは、まさに湖を独り占めしているような気分を楽しめますよ。
湖を一周する遊覧船も運航しているので、湖畔からは見られない水際の紅葉を楽しむのもオススメです。
秋に訪れたい期間限定スポット
然別湖のある十勝エリアは朝晩の寒暖の差が大きく、紅葉がとてもきれいなエリアと言えます。
例年9月中旬~10月中旬までの紅葉シーズン限定で公開される「福原山荘」は、十勝エリアでも人気の紅葉スポット。
8.5平方メートルの敷地内には、300本のヤマモミジが植えられており、秋になると一斉に色付き、モミジ一色の素晴らしい秋の風景に。実はここ、十勝地方に店舗を展開している「スーパー・フクハラ」の創業者である、福原治平氏の別荘の敷地。個人の私有地なんです。
9月中旬から10月中旬の約1ヶ月の間、期間限定で私有地が無料で一般に特別公開している秋の絶景もぜひ、訪れてみませんか。
冬の然別湖も格別の景色を楽しめます
夏と冬では全く別の姿が見られる然別湖。
冬だけ現れる雪と氷だけの世界「しかりべつ湖コタン」もまた格別。
冬のおすすめをご紹介したページもぜひご覧ください。