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No.02
導かれて、白老

haku hostel + café bar / 菊地辰徳

Profile

haku hostel + café bar / 菊地辰徳

千葉県船橋市出身。米国の大学卒業後、アメリカと日本で環境/CSRコンサルトの仕事をしながら乗馬にのめり込む。岩手県への移住後、白老町の地域おこし協力隊を経て「haku hostel+Café bar」を開業。これまで白老町になかったスタイルの「人と人、人と場所との交流が生まれるホステル」を営む傍ら、社台地域で牧場を運営している。

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好きな馬に導かれるように白老へ。

私は馬が好きで、昔は馬術大会にもよく出場していました。東京から岩手に移住したのは馬と一緒に生活をするのが主な目的でした。その後、遠野市で推進していた馬と人の共存共栄のプロジェクトの事例紹介で白老町に招かれたことが白老町に移住するきっかけになりました。ライフスタイルを含めて馬にとってよりよい環境を探していたところ白老というピースがピタッとはまった、そんな感じでした。

移住については、当時はCSRや環境のコンサルタントとして頻繁に首都圏の企業と仕事をしていたので、東京にも行きやすく、かつ馬が飼える場所というのが条件でした。そのハードルをクリアできたのが白老町です。新千歳空港までは1時間圏内ですし、町内には競走馬で有名な社台地域もありますから馬を飼う環境としては間違いありません。馬に導かれるように、白老への移住を決めました。


好きなスタイルで利用できるホステル。

移住前に家や牧場探しなどで白老を度々訪問していましたが、町に利便性の良い宿泊施設がなく、苫小牧のビジネスホテルに泊まってレンタカーで通っていました。移住後にリサーチしてみると、町内の「柏村旅館」が空き家になっていて、商店街の中心部でウポポイにも徒歩圏内。それでは自分でやってみようと思い仲間と実現したのがhakuです。だから、宿泊や飲食をやりたかったというより、町内で不足していることを実感して始めたというのが正直なところです。

客層は多種多様で、ビジネスでご利用される方もいますし、バイクや自転車でツーリングしている方、あとは秋になると釣りが目的の方が多くなりますね。併設されているカフェバーで飲食したり、ゆっくり過ごすのもおすすめです。冬以外はレンタサイクルもやっているので、自転車で町内を観光するのもいいですし、レンタカーもありますから、日帰りでちょっと遠出するにも便利です。シーズンによって違いますが、様々なスタイルでご利用いただけるのがhakuの良いところかなと思っています。


メニューにも雑貨にもこだわって。

特にこだわっているのは北海道のクラフトビールで、7種類揃えた樽生のビールと一緒に楽しむフィッシュアンドチップスが看板メニューのひとつです。地元のマダラと北海道産のジャガイモを素材にして、揚げるときの衣にもクラフトビールを使っています。 楽しまれるビールと同じビールで衣をつくるなど、ペアリングができるのも面白いです。これはたぶん他ではやっていないと思いますね。

hakuの一角では主に妻がセレクトした雑貨を販売しています。デザインや機能性に優れ、かつ気軽に購入いただけることを大切にしています。きっかけは、倉敷の会社が製造している布巾を見つけたことでした。お求めやすい値段で、しかも色がすごくかわいらしく、お客様に喜んでいただけるのではないかと。そこから徐々に取り扱う商品が増えています。町内のお客様のみならず、北海道や全国、海外からも注文が入ることもありますよ。

haku hostel+café bar

所在地白老郡白老町大町3-1-7
電話0144-84-5633
公式サイトhttps://hakuhostel.com/

毎年9月の「飛生芸術祭」は必見。

私が初めて白老町を訪れたときに、たまたま「飛生(とびう)芸術祭」の開催中でした。廃校になった小学校の校舎を舞台に年に一度開かれるアートイベントで、そこでアーティストや関係者とお話しすることができて、こんな文化芸術的な活動をしている町はいいなと思ったことも移住の後押しになりました。

飛生芸術祭は、「TOBIU CAMP」という1泊2日のイベントからスタートします(昨年と今年は、トビウの森と村祭りという日帰りのイベント。企画内容は毎年変更されます)。木造校舎とグラウンド、その周囲の森を舞台に、アートや音楽、アイヌ伝承の歌や踊り、ダンスパフォーマンスなどが繰り広げられます。好きなものを鑑賞したり、飛び入りで参加したり、キャンプしながら飲み明かしたり、思い思いに過ごせるイベントです。そこから1〜2週間ぐらい、町中でいろいろなアートプロジェクトが行われるんですよ。

※イベント時のみ公開されています。通常は公開されておりません。

飛生アートコミュニティー

所在地白老郡白老町竹浦520
公式サイトhttps://tobiu.com/

四季の表情が豊かな白老の自然。

白老には海も川も山も湖もあるので、そういう豊かな自然を個人的な目線で楽しんでいただきたいですね。私は海岸に行って海を見たり散歩したりするのが好きなんですけど、森の中に入るのもいいし、湖を眺めるのもいいですね。社台地区には競走馬の牧場や草原がある牧歌的な風景も魅力的だなと思いますし、港町の虎杖浜はまた違う風景が広がっています。季節や地域ごとに自然の表情が違うのも魅力的です。

妻のお気に入りはヨコスト湿原と隣接する海岸です。ハマナスがいっぱい咲く湿原は、すごく見晴らしがいい場所で、そこから入る海岸に行くと、流木や石、貝殻の破片などが落ちています。実は、hakuで使っている箸置きは海岸で拾ってきたものなんです。そういうクラフトが好きなお客さんには、アクセスできる海岸を紹介して一緒に貝殻を拾ったりしています。

ヨコスト湿原

所在地白老郡白老町日の出町
電話0144-82-2265(白老町 生活環境課)

ここを拠点に温泉巡りを楽しんで。

白老といえば、やっぱり温泉は魅力的です。町内にさまざまな泉質があって、すぐ近くの日帰り温泉だと世界でも珍しいと言われる独特な茶喝色の「モール温泉」がありますし、虎杖浜の方に行くと無色で透明な「美肌の湯」とも呼ばれる源泉100%掛け流しの「虎杖浜温泉」もあり、本当に地域によって特色ある泉質が楽しめます。hakuを拠点にして、お気に入りの温泉を巡るのも楽しいと思います。

白老の温泉

公式サイトhttps://onsen.shiraoi.net/
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