素材からおいしい!絶品スイーツで至福のひと時
広大な土地と寒暖差を活かした甘いフルーツはもちろん、お菓子の原料になるミルクや小麦、バターなど良質な素材に恵まれている北海道。
味はもちろん見た目も華やかな「シメパフェ」をはじめ、絶品のスイーツをご紹介します。
寒暖差で甘く育つフルーツ
寒さの厳しい土地では、昼夜の寒暖差で甘いフルーツが育ちます。
北海道のメロンは、芳醇な香りと上品な甘みが特徴で、まるでスイーツのよう。産地ごとに異なる品種が高級メロンとしてブランド化されています。
とろけるように柔らかくコクのある甘みが人気の「夕張メロン」はメロンの王様。ブランド力を保つため、栽培から出荷まで厳しいガイドラインが示されています。出荷前にはひとつひとつ検査員の目によって仕分けされ、夕張メロンとして認められたものだけに保証票となるシールが貼られます。夕張メロンが絶対的に美味しいのも納得です。
旬の時期は夏。ふらのメロン、三笠メロンなど、他にもさまざまな品種が販売されていて発送用のおみやげとしてもおすすめです。
甘酸っぱい味と香りが広がるハスカップも、北海道ならではの代表的なフルーツ。道外ではほとんど生産されておらず、国内シェアは100%!身が柔らかくデリケートなため市場に出回ることは少ないですが、酸味を活かしたジャムやお菓子などの加工品が人気です。道内の土産物屋やコンビニで簡単に手に入るので、ぜひ探してみてくださいね。
夢のメロン食べ放題!
夏季になると、夕張市農協銘産センター「めろんのテラス」をはじめ、夕張や富良野の農園等でメロンの食べ放題が行われます。高級メロンがリーズナブルにいただけるので毎年大人気。カットされたメロンがずらりと並び、お腹いっぱいになるまで頬張れる期間限定のイベントです。
夜を彩るシメパフェ文化
食事の後やお酒を飲んだ後にパフェを食べて1日を締めくくる、札幌発の「シメパフェ」文化。
もともと札幌では夜にアイスなどのスイーツを食べる習慣がありました。さっぱりとしたジェラートやフルーツのパフェがシメにぴったりなことから「シメパフェ」として定着し、今では札幌市内20店舗以上で展開!そのため、シメパフェはホイップクリームを沢山使うようなパフェではなく、甘酸っぱいソルベやフルーツソースなどを中心としたものが多いのです。
華やかでカラフルなパフェは見た目も楽しく、甘さのバランスや素材の組み合わせが計算し尽くされた芸術品。北海道産のフルーツを使用したり驚くような食材を組み合わせたり、各店が趣向を凝らしたパフェを提供しています。札幌市内には夜遅い時間まで営業しているカフェや夜パフェ専門店が多数あるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
北海道に来たら食べたい、有名メーカーの限定スイーツ
生乳、バター、小麦などの生産が盛んな北海道には、多くの人気菓子メーカーが集まっています。そのため、ブランド直営店も多数!限られた店舗でしか食べられない限定スイーツを楽しめます。訪れた人だけが味わえる贅沢な一品をぜひ。
- 六花亭
- 道内で直売店を複数展開していますが、その中でも帯広本店をはじめ一部の店舗でしか食べられない幻のスイーツがマルセイアイスサンドや賞味期限3時間、サクサク食感にこだわったサクサクパイ。人気のマルセイバターサンドとは異なり、中身のクリームはバターではなくホワイトチョコレートのアイスのマルセイアイスサンドは、レーズンの風味はそのままに、ひんやりと軽い食感を楽しめます。ご当地限定スイーツをぜひご賞味あれ。販売店舗は公式サイトでチェック!
- 六花亭公式サイト「店舗のご案内」
- 雪印パーラー
- 北海道スイーツの老舗「雪印パーラー」。札幌本店には30種類以上のパフェメニューがあります。その中でもおすすめなのは季節限定メニュー。旬のフルーツがふんだんに使われていたり、その季節にちなんだデコレーションなども楽しめます。乳製品を扱う企業なだけあって、濃厚なアイスはほっぺたが落ちそうな美味しさです。
- 雪印パーラー公式サイト「店舗のご案内」
- ルタオ
- 小樽を拠点にする「ルタオ」。本店では、お土産用スイーツとして人気のチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」の作り立てを食べることができるんです。こだわりの紅茶は香り高いフレーバーティーで、ケーキとの相性ぴったり!小樽の町並みを眺めながら、至福のティータイムをお過ごしください。
- ルタオ公式サイト「小樽洋菓子舗ルタオ本店」
- 北菓楼
- おかきやバウムクーヘンでも有名ですが、札幌本館限定で販売されているのは「クラシックショコラ」。ビターなベルギーチョコでコーティングされ、アプリコットジャムが味わいのアクセントになっているチョコレートケーキで、ちょっぴりオトナなお土産として喜ばれています。大正時代の重厚感ある建物を利用した店舗も一見の価値ありですよ。
- 北菓楼公式サイト「札幌本館」
小樽のもち文化
交易で栄えた小樽では、力仕事に従事する労働者が手軽に栄養を補給する手段として、お餅を食べる文化がありました。現在でも餅屋が多く、大福や切り餅をはじめ、さまざまな餅菓子がショーケースに並びます。
木の葉形のべこ餅は北海道にしかない和菓子で、柏餅と同じく端午の節句の時によく食べられます。黒糖の味が昔懐かしく素朴な味わい。北海道の郷土の和菓子もぜひご賞味あれ。
必ず買いたい!お土産にぴったりな定番お菓子はこれ
お土産選びは心弾むひととき。あれこれとカゴに入れながらも、最後はやっぱり定番お菓子にも手が伸びます。ここでは、間違いなく喜んでもらえる定番土産をご紹介。やっぱりこれね!と納得の品ばかり揃えました。
家族、友人、大事な人へ、旅の幸せのおすそ分け。そして自分用にもお忘れなく!
- 白い恋人(ISHIYA)
- なめらかなチョコレートを、サクサクのラング・ド・シャでサンド!白い恋人のためにブレンドされたオリジナルチョコレートの甘さと、軽く口溶けの良いラング・ド・シャはISHIYAならではのおいしさ。パッケージには、北海道の秀峰「利尻山」が描かれています。何度食べても飽きない、北海道土産の代表格です。札幌の白い恋人パークで作れるご自身の写真を白い恋人の缶にプリントできるオリジナル缶も人気。
- ISHIYA公式サイト
- マルセイバターサンド(六花亭)
- ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバターをあわせたクリームをサンドした六花亭のロングセラー商品。しっとりしたクッキーとレーズンの甘さのバランスがちょうど良く、お茶請けにもぴったり。冷やして食べると、また違う食感を楽しむことができますよ。
- 六花亭公式サイト
- 北海道ミルククッキー 札幌農学校(きのとや)
- 累計2億枚以上も販売されている大人気商品。新鮮なミルクと北海道産のバターをたっぷりと使った優しい味のクッキーです。軽い食感とくちどけの良さが特徴で、ミルクの豊かな風味が口の中いっぱいに広がります。シーンを選ばず誰にでも贈りやすいお菓子なので、家族や友人、会社へのお土産にもぴったりです。
- きのとや公式サイト
- ポテトチップチョコレート(ロイズ)
- チョコレートのロイズが出している、意外な組み合わせの商品。パリッとしたポテトチップの片面になめらかなチョコレートをコーティング。甘さとしょっぱさのハーモニーが絶妙で、ついつい手が止まらなくなってしまいます。定番の"オリジナル"の他、甘さ控えめの"マイルドビター"やホワイトチョコレートを使った"フロマージュブラン"にも注目です。
- ロイズ(ROYCE')公式サイト
- バウムクーヘン妖精の森(北菓楼)
- 小麦粉・生クリーム・たまご・水、そのすべてを北海道産のにこだわり、昔ながらの製法で一本一本じっくり丁寧に焼き上げられた北菓楼のバウムクーヘンは、他にはない生地のしっとり感が楽しめます。ホールでの販売の他、配りやすい個包装も人気があります。
- 北菓楼公式サイト
- 夕張メロンピュアゼリー(HORI)
- 夕張メロン特有のとろけるような食感と芳醇な香りが詰まったゼリー。完熟果肉を贅沢に使用したゼリーは、まるで本物の夕張メロンを食べているかのようなまろやかさです。ひと口サイズの「プチゴールド」は子供にも大人気。冷凍してシャーベット状でいただくのもおすすめです。
- HORI公式サイト
+αで楽しめる!家族で行きたい工場見学
北海道産のスイーツを+αで楽しむなら、工場見学ができる施設がおすすめです。
中でも「白い恋人パーク(ISHIYA)」や「スイートピアガーデン(柳月)」は、工場見学にとどまらないお菓子のテーマパーク。製造ライン見学のほか、自分だけのスイーツ作りやとっておきのカフェ・レストランを楽しめます。
また、新千歳空港3Fにある「ロイズ チョコレートワールド」はファクトリー・ミュージアム・ショップが一体になったチョコレートのエンターテインメント施設。チョコレートができる工程をガラス越しに見学したり、約100種類もあるオリジナル商品も購入できます。帰宅前の思い出作りとお土産購入にもぴったりです。