大海原をのんびり、ゆったり。フェリーで行く北海道

天売島
焼尻島TEURI
YAGISHIRI

天売島/焼尻島TEURI/YAGISHIRI

●羽幌〜焼尻〜天売 羽幌沿海フェリー
 [フェリー最大1日3便、高速船1日最大3便]

羽幌フェリーターミナル

羽幌フェリーターミナル
北海道苫前郡羽幌町港町1丁目 
TEL:0164-62-1774
http://www.haboro-enkai.com

【売店】
なし
【レストラン】
浜のかあちゃん食堂(GW〜8月末)
【軽食】
なし
【無料wi-fi】
利用可

足を延ばして北海道の離島へ

自動車・バイク高速バスの利用 自動車・バイク高速バスの利用

高速バスの場合は、「本社ターミナル」で下車、羽幌フェリーターミナルまでは羽幌港連絡バスにご乗車ください。

マイカー・レンタカー・バイクで北海道をドライブ。天売島の観光スポット

海鳥の楽園「天売島」のシンボル。

赤岩

天売島は、周囲12kmほどの小さな島。時期になると、8種類100万羽の海鳥が飛来します。営巣地のひとつが「赤岩」。それは海中から垂直に伸びる48mの奇岩で、島のシンボルです。周辺の切り立った崖の岩棚を住処とするのが、絶滅危惧種のオロロン鳥(ウミガラス)。雪解けごろにやって来て、夏にかけて子育てをします。崖の草地に幾つもあいた穴は、ウトウの巣。5月上旬ごろから、親鳥が海中を泳ぎ回って魚を捕り、ヒナの待つ巣へと持ち帰る様子が観察できます。

《 インフォメーション 》

羽幌町天売島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

断崖絶壁に海鳥の群舞が見られる景勝スポット。

観音岬展望台

天売島の西海岸は、人間の接近を拒むような断崖絶壁が連なります。この地形こそ、長きにわたって海鳥と人間が共生できた理由です。ウミネコの繁殖地として知られるのが、観音岬(かんのんざき)。近年は繁殖数が減ってしまったものの、夕暮れにミャーミャーと鳴きながら巣へと帰る群れが観察できます。景勝地でもあり、「観音岬展望台」から眺める日本海と険しい崖のコントラストは見事です。崖崩れによって断崖に現れたハートを見るために立ち寄る人も増えているのだとか。

《 インフォメーション 》

羽幌町天売島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

地元ガイドの案内で天売島をぐるりと一周!

天売島ぐるっと一周ツアー

全周12kmほどのコンパクトな天売島だからこそ、滞在中には島内全域を周遊したいものです。車やバイク、自転車で気ままに巡るのもいいけれど、「天売島ぐるっと一周ツアー」に参加してみてはいかがでしょう。地元ガイドの解説を聞きながら、赤岩展望台・海鳥観察舎・観音岬など海鳥たちの住処をたどり、島を一周します。世界屈指の海鳥の繁殖地と、日本海と断崖の織りなす絶景が一度に楽しめるコースです。所要時間は1時間半、ガイド料金1人2500円(海鳥ミニブック付き、予約優先)。

《 インフォメーション 》

https://www.teuri.jp(ネイチャーライヴ)

赤岩展望台でウトウの帰巣を目撃する。

ウトウ帰巣ナイトガイド

「海鳥の楽園」と呼ばれる天売島を満喫するなら、「ウトウ帰巣ナイトガイド」がおすすめです。日が暮れて、夜の帳がおりる頃、ウトウは群れをつくりながら巣へと帰っていきます。その群舞と羽音の迫力は、旅人たちを圧倒し、魅了してきました。その光景が見られるのは、5月〜7月までのウトウの子育て期間中。19時に宿を出発して「赤岩展望台」で絶景を目撃しましょう。所要時間は1時間、ガイド料2000円(ウトウミニブック付き、宿までの送迎あり、予約優先)。

《 インフォメーション 》

https://www.teuri.jp(ネイチャーライヴ)

マイカー・レンタカー・バイクで北海道をドライブ。焼尻島の観光スポット

強風と豪雪が生みだした珍しい原生林。

オンコの荘

周囲12kmほどの焼尻島は、その3分の1が原生林に覆われています。そのひとつが「オンコの荘(しょう)」。5万本のオンコ(イチイ)が自生する景勝地です。通常、オンコは上へと枝を伸ばし、高さ15mほどに成長します。ところが、焼尻島のオンコは、上には伸びず、地を這うように横へ横へと枝を張りました。その結果、高さ1m、広がり直径10mの樹木に育ちます。「オンコの荘」は、約300年もの間、日本海からの強風と積雪の重さに耐えた奇木が生んだ風景なのです。

《 インフォメーション 》

羽幌町焼尻島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

針葉樹と広葉樹の森でバードウォッチング!

ウグイス谷

「オンコの荘」の奥に、針葉樹であるオンコ(イチイ)と広葉樹のミズナラが入り混じった森があります。鬱蒼とした森の中には太陽の光が届きません。光を求めた木々は、枝を四方八方に伸ばし、幹を複雑に曲がりくねらせ、成長しました。そんな不思議な樹木に目を奪われながら、最深部まで進むと、そこが「ウグイス谷」です。泉が湧く静かな峡谷は、バードウオッチングスポット。焼尻島に飛来する約200種の野鳥のうち、何種類に出会えるでしょうか。

《 インフォメーション 》

羽幌町焼尻島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

焼尻島の野鳥と植物が観察できるオアシス。

雲雀ヶ丘公園

焼尻島には、約50種15万本の樹木が自生する森が広がっています。1983年には、「焼尻の自然林」として国の天然記念物に指定されました。また、海岸の砂丘に咲く花から高山植物まで多種多様な野草に彩られています。その豊かな自然に触れられるのが、「雲雀ヶ丘(ひばりがおか)公園」。園内には池と湿地があり、スイレンやミズバショウ、ザゼンソウが咲き、昆虫や野鳥がやってきます。森林浴をしながら、自然観察やバードウオッチングが楽しめる憩いの場です。

《 インフォメーション 》

羽幌町焼尻島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

隣の天売島を望む、島内随一のビュースポット。

鷹の巣園地

鬱蒼とした森とは打って変わり、視界の開けた草原が「鷹の巣園地」です。目の前に広がる日本海、わずか4kmほど先に横たわる天売島、北に目をやれば遠くに利尻島の島影が一望できます。周辺には、北海道の花であるハマナス、エゾスカシユリ、エゾカワラナデシコなどが自生。初夏から秋にかけて、草原を彩ります。フェリーターミナルからは、島の中央を貫くオンコ海道を走るのがおすすめ。オンコ(イチイ)原生林やめん羊の放牧など、焼尻島らしい風景に出会えます。

《 インフォメーション 》

羽幌町焼尻島

http://www.haboro.tv(羽幌町観光協会)

※お出かけ前に営業時間や定休日など必ずご確認ください。

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