冬にしか見られない絶景!白い雪とのコントラストが美しい美瑛町の青い池
冬の静寂に包まれる美瑛は、ヨーロッパの田園風景のような景色から一転、真っ白な銀世界に変わります。神秘的な「青い池」も、木々の緑や立ち枯れたカラマツが水面に映りこむ夏とは姿を変え、氷に覆われた水面に白い雪が降り積もる別世界が広がります。幻想的にライトアップされた冬の夜の青い池も、世界中の人々を魅了しています。
美瑛町、極寒の青い池に魅せられて
真っ青な池に立ち枯れたカラマツの姿が神秘的
無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は、見る角度や時間帯・季節によって、コバルトブルーやエメラルドグリーンなどさまざまな色合いに変化します。
青い池の水が青いのは、なぜでしょう。
白金温泉から流れ出る地下水に含まれるアルミニウムが美瑛川の水と混ざり合い、そこで生まれるコロイドという細かな粒子が太陽光を散乱させることで青く見えると言われています。太陽の光を受けて輝く夏の眺めも絶景ですが、凍った水面に雪が積もった隙間から見えるブルーと白のコントラストは、冬だけの神秘的な光景です(冬期間は積雪のため、青い水面を見ることができません)。
この美瑛ブルーは、青い池の横を流れる美瑛川でも見ることができます。美瑛川を眺めるなら、白金温泉街にある白金橋、通称「ブルーリバー橋」がおすすめ。青い池と同じ美しい青い色の川と、白ひげの滝の氷瀑を見下ろすことができます。
青い池と一緒に訪れたい、静寂の銀世界
冬を迎えた美瑛の丘は、真っ白な雪に覆われた一面の銀世界へと変わります。大地の白と空の青、そして太陽に照らされた樹木とその影。シンプルだからこそ美しいこの景色を前にすると、心が静かに癒されていく感覚を覚えるという人も多いそうです。
条件がそろうと、"サンピラー"(太陽柱)が現れることも。写真家ではなくとも、ぜひ一度見てみたい絶景です。
冬季限定のライトアップも見逃せない
青い池をさらに美しく彩る、冬季限定のライトアップ
例年11月1日から4月30日まで、青い池がライトアップされます。日中とはまったく雰囲気の違う、幻想的な青さを楽しむことができますよ。
青い池ライトアップではさまざまな照明パターンが展開され、約10分間で1つのストーリーを表現しています。あなたにとってお気に入りの瞬間に出会えるはず。
また、白ひげの滝ライトアップは通年で実施しています。白金温泉街の「ブルーリバー橋」の上から眺めましょう。
寒い夜にライトアップを眺めたあとは、源泉かけ流し100%の「びえい白金温泉」へ直行!で決まりですね。
定期観光バス「美遊バス」
"白金青い池"や "白ひげの滝" へ行くなら、美瑛観光協会が主催する観光バス「美遊バス」に乗車して巡るのがおすすめ!
"白金青い池"や "白ひげの滝" のほかに、美瑛産野菜やその加工品、美瑛産小麦のパンやお菓子等で人気の”美瑛選果”にもご案内。「美遊バス」で冬の美瑛を楽しみましょう!
<美瑛 冬のライトアップコース11-1月>約2時間
四季の情報館→美瑛選果(停車15分)→白金青い池(停車約30分)→白ひげの滝(停車約15分)→JR美瑛駅
<美瑛 冬のライトアップコース2月>約2時間25分
四季の情報館→美瑛選果(停車15分)→白金青い池(停車約30分)→白ひげの滝(停車約20分)→JR美瑛駅
※乗車料金、チケット購入方法は下記リンクにてご案内しています。