豊かな自然と澄んだ空気の恵み
北海道の「水」でキレイになる!
人間の体の50〜75%を占める水。質のいい水分をとることが健康の秘訣といっても過言ではありません。清らかな湧水やミネラル豊富な海洋深層水など、北海道の雄大な自然の恵みの水で、カラダの中からキレイになりましょう!
羊蹄山から湧くおいしいミネラルウォーター
京極のふきだし湧水[京極町]
蝦夷富士の別名を持つ「羊蹄山」は、北海道を代表する美しい山です。その麓にある京極町のふきだし公園には「京極のふきだし湧水」が湧き出しています。羊蹄山に降った雨や雪が長い年月をかけて地下に浸透し、適度にミネラルを含んだ名水となったものです。1日に8万トンと、約30万人分の生活用水に相当するほどの湧水量を誇っており、水温は年間を通して約6.5℃とほぼ一定に保たれています。
特に、暑い夏のふきだし公園はまるで別世界。ふきだし湧水のおかげで空気がひんやりとして、マイナスイオンを全身に浴びることができます。環境庁の「名水百選」にも選ばれている湧水の硬度は、軟水に分類される23mg/L前後。まろやかで飲みやすいため、和食やお茶、コーヒーなどに適しています。京極町にある温泉でたっぷり汗を流したあと、ふきだし湧水をゴクゴク飲むと、身体が浄化されるのが感じられますよ。
低温でクリーンな深海の水を活用しよう
岩内海洋深層水[岩内町]
海洋学では、水深200mより深い海を「深海」と定義しています。この深海の水が「海洋深層水」で、地球上の全海水の約95%がこの深層水と考えられています。冷たくてとろりとした重さを持つ海洋深層水は、上層の海水と混じり合うことがなく、太古から低温のままの別世界です。岩内町の岩内港沖7.8km、水深300mの地点には、「日本海固有水」と呼ばれる、とても低温で清浄な深層水が存在しています。
岩内町の「地場産業サポートセンター」では、岩内海洋深層水を購入することができます。塩分約3%の「原水」、塩分約5%の「高ミネラル塩水」、塩分0%の「脱塩水」の3タイプ。お風呂に原水を入れると、深層水のミネラルでお肌がスベスベになり、血行を促進して発汗作用も高まって体が芯から温まります。また、脱塩水をコットンに含ませてお肌になじませると、内側から潤うもちもち肌に。熟成された軟水なので、料理やコーヒーに使ってもおいしいですよ。
たっぷりマグネシウムで元気をチャージ
知床らうす海洋深層水laus[羅臼町]
世界自然遺産の知床にも、海洋深層水を活用した商品があります。それが「知床らうす海洋深層水laus」です。オホーツク海の冷たい海底に沈む海洋深層水を汲み上げ、豊富なミネラルをそのまま残した「海洋深層水・純度100%」の清涼飲料水です。中硬水で飲みやすいlausは、マグネシウムなどの必須ミネラルが不足しがちな現代人にとって、水分補給に最適と言える飲み物です。
lausに含まれているマグネシウムは健康の維持に大切なミネラルの1つで、同じく必須ミネラルのカルシウムを生かすためにもマグネシウムの摂取が欠かせません。日常のストレスなどから、しっかりマグネシウムを補給したいという方に向けて、マグネシウムを強化し、適度な塩分をプラスした「laus+」も登場。知床・羅臼の高品質な海洋深層水で、毎日をもっと元気に過ごしてみませんか。
海の恵みのタラソテラピーでリフレッシュ
ハマナスフレグランスウォーター[北見市]
最後に、水は水でも「フレグランスウォーター」についてご紹介しましょう。北見市にある北見工業大学のベンチャー企業「企業組合 北見産学医協働センター(キタメックセンター)」では、地場産品を使った商品の開発や販売を手がけています。ここでは、「北海道の花」そして「北見市の花」として指定されているハマナスを使った「ハマナスフレグランスウォーター」を開発・販売しています。
収穫量が少ないハマナスから抽出された成分を使った、とても希少な商品です。バラの原種でもあるハマナスの特徴から、フローラルな柔らかさと爽やかさを感じられる香りに仕上げています。香水のように身につけるほか、アロマオイルとして使うと香りでリラックスできることうけあい。北見市内の直売所「野付牛(のつけうし)マルシェ」のほか、同センターのホームページ上でも購入可能です。