北海道の冬のおすすめイベント
道東の絶景、阿寒湖で冬を楽しむ
阿寒湖は、美しい自然とアイヌ文化が魅力の場所です。毎年冬になると、湖面が凍結し、幻想的な冬の風景が広がります。そんな阿寒湖では、「阿寒湖ICE・愛す・阿寒「冬華美」」という冬限定のイベントが開催されます。
マイナス20度という極寒の湖上では、スノーモービルやバナナボート、氷上釣りなど、冬ならではのアウトドアアクティビティが楽しめます。夜は、凍りついた湖面を舞台に、美しい花火が夜空を彩ります。冬の夜空に打ち上がる花火は、格別なロマンを感じさせてくれます。
阿寒湖は札幌などの中心都市から離れているため、宿泊してゆっくりと楽しむのがおすすめです。
植物性モール温泉とイルミネーション
十勝川温泉は世界的にも珍しい植物性有機物を含む温泉水を有する「美人の湯」として知られる植物性モール温泉で、北海道遺産にも選定されています。温泉だけでなく、毎年1-2月に開催される大規模な野外イルミネーションショー「彩凜華®」も観光客に大人気です!
会場には様々な大きさと色彩の三角錐型イルミネーションが設置され、最大のものは高さ5.4メートルで彩凜華®のシンボルとなっています。イベント期間中は約600個の電球と照明制御システムが連動し、華やかな音楽と光のショーを演出します。1ヶ月で5万人もの人々が訪れる、十勝川温泉の冬の風物詩となっています!
ライトショーの他にも様々なアクティビティがあります。撮影台からは「光の森」全体のイルミネーションを一望でき、「光の動物園」や「光のトンネル」は人気の写真スポットです!スリル満点の「スノーラフティング」や、子供たちに人気の「デジタル遊園地」など、一晩中楽しめるアトラクションが揃っています。
疲れたら会場内にある希少な植物性モール温泉の足湯で休憩することができ、身体が温まるとともに寒さや疲れも忘れられます。
冬の小樽でロマンチックな時間を過ごそう
「小樽雪あかりの路」は、毎年2月に小樽で開催される冬のイベントで、キャンドルの柔らかな明かりが小樽のレトロな街並みを照らし、幻想的でロマンチックな雰囲気を醸し出します。
3つのメイン会場をはじめ、複数のサブ会場や市内各所の会場を含め、たくさんの「あかりの路会場」があり、小樽市内がキャンドルの灯りで彩られます。小樽を代表する観光スポットの小樽運河もメイン会場の一つで、「運河会場」では運河の水面に多くの「キャンドルフロート」が浮かびます。これらは、ガラス製の漁具からインスピレーションを得て作られたもので、水面で揺らめくキャンドルの灯りは星のように輝き、とてもロマンチックな光景を作り出します!
「手宮線会場」は北海道最古の廃線跡地に位置し、ここではキャンドルカップ作りも体験でき、子供たちに大人気です。その他の会場でも様々なイベントが用意されており、皆様のお越しをお待ちしています!
■会場:小樽運河、旧国鉄手宮線、朝里川温泉、天狗山など小樽市内全域
氷の家々が立ち並ぶ幻想的な集落
然別湖は大雪山国立公園内にあり、北海道で最も標高の高い湖です。冬の然別湖は非常に寒く、毎年1月下旬には完全に凍結します。然別湖コタンは、この凍結した湖面上に作られ、雪と氷で作られた氷の家々が立ち並ぶ幻想的な集落です。「コタン」はアイヌ語で「村」を意味します。
この冬季限定の村は美しく幻想的で、中でも最も特別なのが氷上露天風呂です。氷点下の世界で温泉につかる体験は、忘れられない思い出となるでしょう。また、アイスバーもあり、内装やグラスまでもが氷で作られています。村の奥には、ロマンチックな氷の教会があり、ここで結婚式を挙げることができれば、一生の思い出になることでしょう。
疲れたら、氷の家に一泊することもおすすめです。就寝前に温泉に浸かりながら、一面の雪景色と星空を眺め、朝には「ダイヤモンドダスト」という美しい自然現象を見られるかもしれません!
冬の温泉街の幻想的なキャンドルの灯り
豊かな自然に囲まれた定山渓は、温泉と紅葉で有名な地域ですが、冬になると大人も子供も楽しめる雪のイベントが多数開催されます。
「雪灯路」は冬季に開催されるイベントの一つで、雪深い渓谷や定山渓神社を舞台に毎年行われています。会場には地域住民が手作りした約2,000個の雪灯籠が設置され、温かな灯りが神社境内を照らし、写真映えするスポットとして人気を集めています。
毎年恒例の「願いの灯り」では、願い事を書いたキャンドルを雪塔まで火を消さずに運ぶことができれば、願いが叶うと言われています。また、会場では定山渓温泉の人気土産「オニオンスープ」などの温かい飲み物や、地元店舗による温かい食べ物の屋台も出店しており、寒さや疲れを感じたときは、温かい飲み物や食べ物で体を温めることができます。