北海道の美しい春の景色5選
北海道と言えば、多くの人が雪景色を思い浮かべますが、実は春夏秋冬それぞれに異なる風景を楽しむことができます。桜、紅葉、雪景色など、皆さんがよく知っているもの以外にも、初夏の生き生きとした雰囲気を感じられるスポットをいくつかまとめました。旅行の計画の参考にしてください！子供の日の象徴「鯉のぼり」、一面に広がる金色の「菜の花畑」、異国情緒あふれる「チューリップ」、香り高い人気の花「藤の花」、元気いっぱいの「ツツジ」をご紹介します。
定山渓温泉の鯉のぼり
子供の成長と健康を祝う5月5日の子供の日「端午の節句」に、男の子のいる家庭では、この日に向けて鎧や鯉のぼりをお家に飾りつける方も多いと思います。このお祝いの日に、ぜひ「定山渓温泉渓流鯉のぼり」のイベントを見に行ってください！温泉街には約400匹の鯉のぼりが風に揺れています。
・場所：札幌市南区定山渓温泉
上湧別チューリップ公園
上湧別チューリップ公園は、北海道で有名なチューリップの名所です。園内には200種類、約70万株のチューリップが植えられており、総面積は7万㎡に達します。花が咲き誇ると、色とりどりの花々が地面に美しい模様を描き、異国情緒あふれる風車と相まって、どこを撮っても素晴らしい写真が撮れます。
・例年の見頃：5月中旬-下旬
安平町の菜の花畑
安平町は千歳市の隣に位置し、新千歳空港から車でわずか20分の距離にあります。この地域で最も有名なのは春の菜の花畑で、一面に広がる景色はまさに圧巻です。
ここにある菜の花畑は観光用ではなく、地元の農家の農地です。以前は駐車場や休憩所がありませんでしたが、2021年に新たに駐車場が設置され、花畑の中には写真撮影用の梯子も用意されています。また、花畑の中を電車が走る美しい景色も楽しめます。
安平町の菜の花畑は毎年場所が変わります。同じ土地に毎年同じ作物を植えると連作障害になるため、毎年場所を変えて栽培しています。
・例年の見頃：5月中旬-6月上旬
・交通情報：公共交通機関はないため、車かタクシーの利用を検討してください。
五稜郭の藤の花
五稜郭公園では、桜や紅葉だけでなく、藤の花も楽しめます！毎年5月下旬、函館で遅咲きの桜「八重桜」が終わる頃に、藤の花が見頃を迎えます。五稜郭公園の正門を入ると、目の前には藤棚が広がり、紫や白の藤の花が青空に映えてとても美しいです。
藤の花以外にも、同じ時期にツツジも咲きます。公園内を花の香りを感じながら散歩するのは、とても癒される体験で、ぜひ皆さんにも訪れていただきたいです。
本州以南の地域では、藤の花は一般的にゴールデンウィークの時期に咲きますが、北海道では5月下旬から6月初旬が見頃です。
・アクセス
①市電：五稜郭公園前で下車し、徒歩約15分
②函館バス：函館駅から25系統、19系統、33系統のバスに乗り、五稜郭公園入口で下車し、徒歩約10分
恵山つつじ公園
恵山つつじ公園は函館東部の有名なツツジの名所です。毎年5月下旬から6月初旬にかけて、ピンクや赤のツツジが満開になり、公園や周囲の山々を覆います。ツツジが咲き誇る時期には、「恵山つつじまつり」が開催され、多くの屋台や観光客で賑わいます。
・アクセス：函館バス「恵山登山口」下車、徒歩約25分
