稚内から網走へ、オホーツク沿岸の美しさ【稚内空港編】

稚内から網走へ、オホーツク沿岸の美しさ【稚内空港編】

独特の動物相を持つ道北の美しい自然は、多くの旅行者を惹きつけてやみません。都会での生活とは異なり、印象的な夕日、ヒグマ、海岸線など、すべて忘れられないものです。

エサヌカ線

エサヌカ線は猿払村の全長約16kmの直線道路で、途中には電柱や交通標識、看板などは一切なく、道の両側に広がる広大な草原の景色は、地平線まで真っ直ぐに感じられます。そんな北海道らしい風景は、ライダーに人気の絶景直線道路です。

日の出岬

ガラス張りの日の出岬展望台「ラ・ルーナ」、日の出岬キャンプ場、ホテル日の出岬の3つの施設があり、ホテルから海に向かって歩くこと約5分で岬の先端に到着します。夏はキャンプもおすすめなので、早起きして美しい海の景色を眺めましょう。運が良ければ、美しい地平線からゆっくりと昇る太陽を見ることができるかもしれません。冬は展望台で日の出を待つことができ、極寒の中でも快適に待つことができます。冬には流氷が岬一帯に漂い、流氷鑑賞に最適な場所の一つでもあります。

オホーツクとっかりセンター

紋別市の海洋公園にある、野生のアザラシたちを保護、飼育している日本で唯一の施設で、傷ついたり、魚網にかかったりしたアザラシを保護し、治療や海へ返すためのリハビリを行っている施設です。また、アザラシについて学ぶための観光施設としての役割も果たしており、1987年には4頭だったアザラシは、現在20頭以上が飼育されています。主な種類はゴマフアザラシやワモンアザラシの2種類です。アザラシランドで最も人気があるのは1日5回の「えさの時間」です。えさを与えるスタッフの説明を聞きながら、アザラシを至近距離で生態観察することができます。



小清水原生花園

面積約275haのオホーツク海と濤沸湖に挟まれた砂丘にある原生花園で、4月下旬~9月頃まで、約200種類の花が咲き誇ります。砂丘の頂上からは、斜里岳、知床連山など北海道の雄大な景色が一望できます。5月~10月はJR原生花園駅が臨時開設されるので、電車を利用して、原生花園の絶景と美しい花の海を楽しむのがおすすめです。6月中旬~7月下旬が最も人気があり、この時期はエゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマナス、クロユリなどの花々が美しく咲き誇ります。

知床五湖

自然の息吹を感じながら五つの湖と原生林を訪ねてみましょう。高い台座から美しい景色を望む高架木道と、大小5つの湖畔をガイドの案内で歩く地上遊歩道の2つのルートがあります。レクチャー受講後、自由に歩くことができます。自然遊歩道では、ヒグマやシカ、キツネなどのさまざまな植物や野生動物を間近で見ることができます。ヒグマの活動期間であれば、ガイドツアーに参加するか、高架道路から見渡すのもいいかもしれません。どちらのルートでも、湖や山の景色をさまざまな視点から楽しむことができます。

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