花、牧場、太平洋。夏のドライブを楽しむ【旭川空港編】
北海道の面積は83,450平方kmで、限られた旅行の中でより多くの観光スポットを回りたい場合は、道内各地の空港を利用するのがおすすめです。今回は、旭川空港から釧路空港へ向かいます。定番の富良野・美瑛の花の海を眺め、酪農で有名な十勝平野を抜け、最後はあまり知られていない太平洋に面した北海道の新しい国定公園「厚岸霧多布昆布森国定公園」の見どころを巡るルートをご紹介します。
富良野・美瑛の風景
旭川空港近くの富良野・美瑛の風景は北海道を代表する風景の一つと言えます。札幌からは車で2~3時間近くかかるのに対し、旭川空港からは30分ほどで美瑛に到着します。美瑛の丘陵地帯、青い池や白ひげの滝から富良野のラベンダー畑まで、のんびりドライブすることができます。花の海がきれいに見える夏の日差しは強く、日陰が少ないため、帽子や傘などの日よけ対策を忘れないようにしてください。
手作りバウムクーヘン専門店
富良野に着いたら「ハウスフォンフラウクロサワ」オリジナルのクリスピーバウムクーヘンをご賞味ください。その名の通り、ひとくち食べると、外はサクサクで、中はなめらかな食感の両方を一口で味わえます。その美味しさは、モンドセレクション5年連続金賞受賞と世界が認めた品質と味です。この美味しさは、焼き方の熟練の技だけでなく、地元の良質なふらの牛乳、北海道よつ葉バターや国産素材へのこだわりです。また、北海道産マスクメロンを使用したバウムクーヘンも販売しており、お土産に最適です。
十勝牧場白樺並木
牧場内にある全長1.3kmの白樺遊歩道は、テレビドラマ「マッサン」のロケ地にもなったほど美しく、ヨーロッパやアメリカのような草原でヒツジが草を食む風景や、展望台から眺める大雪山連峰の景色も魅力的です。動物と触れ合いたいなら、展望台の周囲にウマの放牧地があるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。ヒツジが好きな方は、道道133号沿いの駐車場から放牧されているヒツジを見ることができます。なお、牧場内にはお土産を販売する売店はありませんのでご注意ください。
原生花園あやめヶ原
厚岸町の中心部から約12km、北太平洋の海辺に広がる美しい原生花園。毎年6月中旬~7月上旬にかけて、心和む白樺林を歩くと、青紫色の花びらを広げたヒオウギアヤメが道の両側に広がり、高原や海岸まで見渡せ、時折放牧されたウマが数頭やってきて、思わずシャッターを押してしまうような絵になる景色が広がります。約100haの高原には、毎年5月~7月にかけてヒオウギアヤメのほか、100種を超える海浜植物や高山植物が次々と咲き、その美しさはまさに言葉では言い表せないほどです。
アゼチの岬
霧多布半島の西端にあり、小島・ゴメ島・嶮暮帰島を一望できます。遠くには琵琶瀬湾や浜中湾の海岸線も望め、旅行者を最も魅了するのは湾をオレンジ色に染める真夏の夕日です。運が良ければ、浜中町の鳥「エトピリカ」が営巣している姿が見られることもあり、そのためこの場所は国の鳥獣保護区に指定されています。海岸に来たら見逃せないのは昆布漁をする漁船で、太陽が照りつける海で競い合う漁船の勇壮な掛け声には、海の男たちのパワーを感じます。
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