利尻島・礼文島の自然を満喫【稚内空港編】
日本最北の国立公園・利尻礼文サロベツ国立公園。山々、湿原、砂丘など、利尻島を中心としたエリアに素晴らしい自然が広がっています。利尻島の中央にそびえる富士山のような「利尻岳」は、日本最北の百名山。夏はハイキング、冬はバックカントリーが楽しめます。300種以上の高山植物がある礼文島は「花の浮島」と呼ばれ、5月になるとさまざまな花が咲き始めます。標高の低い場所では見ることのできない高山植物を眺めながらのトレッキングが楽しめます。
稚内空港から稚内港まではバスで30分、そこからフェリーで島にアクセスできます。礼文島の香深(かふか)港までは約2時間、利尻島の鴛泊(おしどまり)港までは約1時間40分です。島の気温は低めで、夏でも薄手のジャケットが必須です。特に1月、2月は気温がマイナス10度以下になることもあるので、ダウンジャケットやマフラー、スノーシューズなどの防寒具をお忘れなく。
利尻礼文ガイドネット
利尻山の麓にある原生林に囲まれた姫沼、その周囲約800mの木道をゆっくりと巡る約1時間のハイキングツアーを実施しています。島内でも有名なバードウォッチングポイントで、残雪、新緑、花、紅葉など、季節ごとに変化する景色が楽しめ、天気が良い日には山々が逆さまに水面に映る「逆さ蝦夷富士」が見られることも。期間は5月中旬~9月下旬まで、高低差がほとんどないので誰でも気軽に参加できます。
利尻はなガイドクラブ
一番人気の「利尻島ハイキングプラン」は、「甘露泉水」「姫沼」「南浜湿原」の3コースから、季節ごとの花の見頃や当日の天候に合わせてガイドのおすすめコースへご案内。整備された歩きやすいコースを、ガイドがゆっくり解説しながら案内してくれます。4月下旬~9月下旬まで開催の、鴛泊地区宿泊者限定「早朝ガイドプラン」は、朝食前の爽やかな時間を姫沼で過ごすスタッフ一押しのプラン。早朝の澄み切った空気は、島で一番のごちそうかもしれません。
利尻自然ガイドサービス
7月から9月まで催行の「利尻島シーカヤックツアー」は、透明度の高い利尻島の海をカヤックでのんびりクルージングする人気ツアーです。ガイドが漕ぎ方をアドバイスしてくれるので、初心者でも安心。目線の低いカヤックの上からは海中の昆布やウニが見え、海鳥をはじめアザラシやトドなどの野生動物との出会いも魅力です。
利尻島ガイドセンター
「オタトマリ沼」は、利尻島を代表する観光スポットの一つ。青く美しい湖面は、冬には氷で覆われます。ガイドと一緒にスノーシューハイキングで結氷したオタトマリ沼を横断して、冬しか行けない幻の「三日月沼」を目指しましょう。冬だけの景色を満喫した後は、温泉のお楽しみもあります。
礼文はなガイドクラブ
5月~9月の短い夏の間、約300種類の花が咲き誇る礼文島。中でも白く美しい「レブンアツモリソウ」が有名です。そんな礼文島の天然の花畑から、天候や開花状況にあわせて、その日一番のコースに案内してくれます。説明がしっかり聞こえるイヤホンガイドを貸し出してくれるのもうれしいポイントです!
礼文ガイドサービス
日本最北端の「スコトン岬」、徒歩でしか行けない「ゴロタ岬」、コバルトブルーの海を望む「澄海岬」という礼文島の三大岬を巡る「岬めぐりガイド」コースがおすすめ。フウロソウやレブンシオガマなど、礼文島でしか見られない花々に会いに行きましょう。アップダウンが多いので、参加の際には歩きやすいトレッキングシューズ、雨具や帽子などしっかりと服装を整えて参加しましょう!
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