釧路~女満別へ。希少な野鳥と彩り豊かな自然【釧路空港編】
道東を訪れたら、最も見逃せないのは自然の美しさです。広大な大地、花の海、湖の景色はそれぞれに趣が異なります。360度見渡せる景色が旅人を待っています。
鶴居村のタンチョウ
鶴居村は「日本で最も美しい村連合」の一つで、タンチョウの生息地としても有名です。この鳥は道東を象徴する特別天然記念物に指定されている貴重な野鳥です。絶滅の危機に瀕している動物ですが、北海道の気候がタンチョウに適しているため、渡りをする必要がなく、ここで暮らすことができます。「鶴見台」の餌場では、毎年11月~3月にかけてタンチョウの群れが集まってくるのを見ることができ、約200羽の野生のタンチョウが餌を求めて飛来します。午前中と午後2時半の餌やりの時間を捉えれば、最も自然な状態でタンチョウの生態を観察することができます。タンチョウは村人から幸福、幸運、長寿の象徴とされています。ここに来てタンチョウの生態環境を理解することが旅行者にとって最大の楽しみとなっています。タンチョウに出会い、絶好の撮影スポットを探して巡ると、どの時も感動の瞬間だと思います。
美幌峠から屈斜路湖
屈斜路湖の絶景を望むなら、美幌峠は外せません。標高525mの美幌峠展望台は屈斜路湖の北西側に位置し、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の美しい眺望を楽しむには絶好のポイントです。また、遠くには知床連山や大雪山も一望でき、一生に一度は訪れたい絶景とも言われ、それは有名な映画「君の名は」のロケ地に選ばれたほどです。天気が良ければ、日暮れから夜明けにかけて無数の星が輝き、息を呑むほど神秘的で広大な星空が広がります。また、早朝には屈斜路湖を覆う真っ白な雲海を見るチャンスもあり、いつ行っても多様な美しい景色を見ることができます。
大空八景
女満別町と東藻琴村が合併してできた大空町には、「大空八景」と呼ばれる8つの絶景があります。「ひまわり畑からの飛行機」「住吉高台からの眺望」「網走湖女満別湖畔」「メルヘンの丘」「朝日ヶ丘公園」「ひがしもこと乳酪館」「ひがしもこと芝桜公園」「藻琴山登山口からの眺望」です。航空機が飛び交う女満別空港近くのひまわり畑、知床連山と花の海が一望できる朝日ヶ丘公園、毎年5月中旬からピンク色の花が咲き始める芝桜公園など、花の海を望む景勝地は多いです。網走湖のベストタイムは夕暮れ時で、開放的な湖面が赤みを帯びたオレンジ色に染まる様子は、息をのむ美しさです。ドライブがてら訪れてみてはいかがでしょうか。
- 釧路空港
- 鶴居村のタンチョウ
- 美幌峠
- 大空八景(ひまわり畑からの飛行機)
- 女満別空港
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