実際に撮ってみる!#ひみつの絶景北海道

実際に撮ってみる!#ひみつの絶景北海道

北海道には、思わずシャッターを押したくなる"ひみつの絶景"があちこちにあります。 中でも真っ白な雪や氷に覆われた冬は、美しい絶景と出会える最高のシーズン。 自然が創り出す"ひみつの絶景"は、どんなときでも美しい写真を撮ることができますが、 空気が澄んだ秋冬の早朝は密になりにくく、朝日に照らされる姿が特に絶景です。 今は行けないという人も、今後の観光地選びの参考にぜひチェックしておいてください。

【道北】

美瑛駅前 丸山通り[美瑛町]


眼前に迫る真っ白な十勝岳

「青い池」や「四季彩の丘」で有名な美瑛町の街並みは、駅から伸びるメイン通りが十勝岳の山頂に向かってまっすぐ設計されています。絶景のまち美瑛は、駅前からでも大迫力の絶景写真を撮ることができるのです。

白金青い池[美瑛町]


「青い池」の、冬の夜にしか見られない姿

美しい青色と白樺のコントラストが有名な「白金青い池」は、冬の夜のみ、凍った池に積もった雪をキャンバスにライトアップが行われます。真っ暗な空に浮かぶ木々や雪の美しさは、昼間の池とはまた違った絶景です。

【道東】

ばんえい十勝[帯広市]


厳寒の中1tの馬が走る、他では見られない風景

ばんえい競馬が行われる帯広競馬場では、早朝の調教風景を見学できるツアーがあります(現在休止中)。馬の汗が白い蒸気となって立ち上り、オーラを放っているかのように輝く、幻想的な光景です。

カニの爪[紋別市]


大きさに驚く、雪原に浮かぶ巨大なカニの爪

流氷で有名なオホーツク・紋別市のもうひとつの名物が、巨大なカニの爪。高さ12m、重さ7tもの大きさの爪は、40年前ほどに作られたオブジェで、元々は流氷の季節になると海に浮かべられていました。現在は道の駅近くの陸地に常時展示されており、フォトスポットになっています。

釧路湿原の列車[標茶町]


白い森の中を列車が走る一瞬を狙う

釧路湿原などの冷え込みの厳しいエリアでは、木々に水蒸気が凍り付き、まるで白い花が咲いたようになる「霧氷」という現象が起こります。釧路湿原の中を走る釧路本線は、美しい白い森と列車のコラボを撮影することができます。

【道南】

はこだて光の万華鏡[函館市]


街中が万華鏡のように光る幻想的な夜

函館山のふもと、基坂で開催されるイルミネーションイベント。雪に映し出されるカラフルなイルミネーションは、色が変化するので様々な表情を写真に収めることができます。西部地区の異国情緒溢れる街並みとのコラボは必見です。

はこだて週末冬花火[函館市]


おなじみのランドマークを一味違う切り取り方で

ベイエリアの対岸にある人工島「緑の島」から、冬季の週末にのみ花火が打ち上げられるイベント。空気の澄んだ冬の夜空を、大輪の花火が彩ります。有名なハリストス正教会も、違った表情を見ることができます。

イカリカイ駐車公園[知内町]


明け方、荒波に浮かぶ奇岩をとらえる

奇岩怪岩が連なる、荒々しく特異な景観が見られる「松前矢越道立自然公園」。知内町の沖合にはイカリカイという小島があり、それが公園の名になりました。晴れた時には対岸の津軽・下北半島が見え、磯遊びや海のレジャーを楽しめるスポットでもあります。

【道央】

大黒岩[余市町]


海に浮かぶ岩の上に鳥居がある独特な風景を撮る

余市町の沖合、2つの奇岩が並ぶスポットがあります。下が細く不安定な形のえびす岩と、大ぶりで丸い形の大黒岩です。これらの岩質は周辺の土地のものとは異なり、どこからやってきたのかわかっておらず、鳥居も誰が立てたのか詳細不明なミステリアスな岩なのです。

祝津パノラマ展望台[小樽市]


雪が白く積もる岸壁が朝焼けに染まる

小樽水族館近くの「祝津パノラマ展望台」は朝日と夕陽の名所として知られ、文字通り、360度の景観を眺めることができるビュースポット。晴れた日には増毛方面に暑寒別岳を見ることもできます。真冬には気嵐が起きることもあります。

七条大滝[苫小牧市]


厳寒の冬に見られる、氷がつくりだす芸術

支笏湖の南側、苫小牧市にある「七条大滝(ななじょうおおたき)」は、周囲の岩盤からしみ出した水が凍って巨大なつららになったもの。大きいものでは数メートルになります。下まで下りると、さらに滝の迫力を感じることができます。

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