鮮度抜群!押さえておきたいグルメの宝庫、市場・朝市へ

鮮度抜群!押さえておきたいグルメの宝庫、市場・朝市へ

北の大地の恵みと海の幸が集まる市場は、北海道観光の目玉の一つ!

よりどりみどりの食材が並び、店員さんたちの元気な掛け声が飛び交う場内は、ちょっとした異空間。見ているだけでもワクワクします。

新鮮なグルメを味わうも良し、市場ならではのお土産を探すも良し、北海道を訪れたらぜひ立ち寄ってほしい魅力たっぷりの市場・朝市をご紹介します!

【道央】北海道の中心地・札幌を支える 札幌市中央卸売市場 場外市場(札幌市)

最初に紹介するのは、札幌市中央卸売市場の場外市場です。


食の宝庫である北海道の中でも最大の市場、札幌市中央卸売市場には、道内各地から水産物・青果物が集まります。流通する食材の量は、なんと毎日1,600トンにもなると言います。


一般客は買物ができない中央卸売市場に代わって、食材を格安で提供してくれるのが、場外市場。毎日、隣にある中央市場から仕入れをしているから、その鮮度は折り紙付き。10ブロックに別れた広いエリアに、約60軒にもなる店舗が軒を連ねています。


商品を見ながら店員さんとの会話を楽しむのも旅の醍醐味の一つ。地元ならではの調理方法や、プロの目利きのコツを教えてもらうチャンスかも。商品に自信がある店員さんからは、試食もどんどんおすすめされますよ!


「試食だけでおなかがいっぱいになる」と言われる場外市場ですが、気に入った食材を見つけたら食堂へ。市場に併設された食堂なら、お気に入りの味を好きなだけ堪能できるから嬉しいですね。


海鮮だけでなく、野菜やフルーツまで北海道のグルメが揃う場外市場。午後には売り切れで閉店してしまうお店もあるので、早朝から午前中に訪れるのがおすすめです!

【道央】札幌観光の途中でふらっと立ち寄り さっぽろ二条市場(札幌市)

続いて紹介するのは「さっぽろ二条市場」。

こちらの"ウリ"は何といってもアクセスの良さ。札幌の観光名所、さっぽろテレビ塔・狸小路から徒歩5分という利便性抜群の立地です。


市場周辺では、朝から店員さんの活気ある声が響きます。朝ご飯を食べに立ち寄れば、一日の始まりに元気をもらえそう。外周のアーケード沿いにはたくさんのお店が並びますが、外を回るだけではもったいない。創成川沿いにある入口から、屋内にもぜひ足を踏み入れてみてください。市場内部にも所狭しと店舗が並び、よりローカルな雰囲気を感じられるはず。


また、市場といえば朝のイメージですが、二条市場は夜もおすすめ。

市場の一角にある「のれん横丁」の、ほんのりと灯る赤提灯に誘われれば、10軒ほどの隠れ家のようなお店が並びます。どのお店にも、なんとも言えないレトロな雰囲気が漂っていて、いつもと違った雰囲気に会話もはずみそう。


観光ついでの朝ご飯から、お土産購入、ふらっと一杯まで。

便利なアクセスで、様々なニーズを満たしてくれる旅におススメの市場です。

【道央】JR小樽駅より徒歩1分!小樽三角市場(小樽市)

観光ついでのアクセスなら、「小樽三角市場」も負けていません。小樽三角市場の立地は小樽観光の窓口、JR小樽駅から徒歩1分。


お寿司が人気の小樽で北海道の海鮮の美味しさに惚れ込んだなら、帰り際に三角市場でお土産をチェック!小樽のお寿司が美味しい理由は、変化に富んだ海の環境にあるのだとか。小樽周辺の海岸は砂地や岩礁、転石と変化に富んでいるから、そこに住む魚介類の種類も豊富で美味しいのです!


だからこそ三角市場にも、季節に合わせてたくさんの種類の海鮮が並びます。細い直線の市場内は商品で埋め尽くされ、左右からの呼び込みも賑やかです。きっと「これぞ市場」という雰囲気が感じられるはず。

せっかくなので、市場ならではの値引き交渉も楽しみながらお土産を探してみてください!


海鮮丼をお得に味わえるお店が多くランチタイムには行列も!朝7時から開いているので、観光前に腹ごしらえしていくのもおすすめです。

【道南】鮮度の良さにイカも踊りだす 函館朝市(函館市)

函館観光と言えば欠かせないのが、夜景に五稜郭、そして朝市です。

「函館朝市」は1万坪の敷地内に、約250もの店舗が集まる、道内随一の巨大市場。JR函館駅から徒歩1分とアクセスも良好です。


そんな函館朝市の名物は「活きイカ釣り」。なんと水槽を元気に泳ぎ回るイカを、自分で釣りあげてその場で食べられるんです!釣り竿を渡されたら、大きなイカに狙いを定め、耳(エンペラ)に針をひっかけて釣りあげます。時にはイカが水や墨を吹いて反撃してくることもあるのでご注意を!


釣りあげたイカは店員さんに渡すと、あっという間にさばかれて美しいお刺身になって出てきます。目にも止まらぬ包丁さばきも見どころの一つ!ぜひお見逃しなく。新鮮なイカは透き通った色をしています。歯ごたえもコリコリとしていて、ほんのりと甘い。普段食べているイカとはまるで別物です。ゴロと呼ばれる肝を食べられるのも釣りたてならでは!


朝食やランチ狙いの方は「どんぶり横丁」がおすすめ。

約20軒並ぶお店の中から、お気に入りのお店を見つけましょう!ずらりと並んだショーケースから目移りしながらメニューを選ぶのも旅の醍醐味。

鮮度抜群の海鮮丼でおなかも心も大満足すること間違いありません!

【道南】料理人も立ち寄る本格派 はこだて自由市場(函館市)

函館朝市から徒歩15分ほどの位置にあるのが「はこだて自由市場」。

店舗数は約40店ほどですが、プロの料理人も買い付けに来る本格的な市場。イカや鮭の専門店があったりと、専門性の高い品ぞろえが特長です。8日と18日(日曜を除く)に当たればラッキー!その日は"自由市場の日"として、市場全体が特売価格でお値打ちにお買い物できちゃいます。

【道東】道内No.1の水揚げを誇る釧路 和商市場(釧路市)

札幌の二条市場、函館の朝市と並んで、北海道三大市場の一つと言われるのが、ここ「釧路和商市場」です。

実は釧路は日本有数の水揚げ量を誇り、なんと北海道内でもNo.1なんです!だからこそ、和商市場には新鮮でお値打ちな海産物が揃っています。


そんな和商市場の名物は「勝手丼」。この勝手丼は、市場をまわりながら、自分が好きな具材だけを選んで乗せるられる夢の丼なんです!もう「もっと赤身が食べたかった」なんて後悔することはありません。具材も量も自由自在。カニ汁や漬物を販売しているお店もあります。市場の食材は季節によって品揃えが変わるので、同じ丼を食べられる機会は二度とないかも。

誰にも遠慮せずに、あなただけのオールスターを集めてオリジナル丼を作ってみませんか?

【道北】歴史も学べる最北の市場 稚内副港市場(稚内市)

稚内副港市場は、かつて稚内の賑わいの場であった第一副港に「水産」「観光」「サハリン」をキーワードに、地域経済の活性化と市民と来訪者の交流の場を提供する新たな拠点として整備された複合商業施設です。市場は、新鮮な海産物、地元の特産品、お土産などを取り扱っています。また、食堂やショップの他に、温泉施設「港の湯」と、稚内の歴史を紹介するギャラリーもあります。

施設内には、土産物店や食事処、屋台村などがあります。「みなとギャラリー」では昔の稚内市の街並みを再現し、樺太とそこに生きた人々の姿を紹介している「稚内市樺太記念館」も併設されています。稚内副港市場は観光客に人気がありますが、地元民からも愛される場所となっています。

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