胸キュンな夕陽と温泉、グルメまで!1泊2日で楽しむ「道北ずらし旅」

胸キュンな夕陽と温泉、グルメまで!1泊2日で楽しむ「道北ずらし旅」

新千歳空港に降り立って、みんなは東西南北どっちに向かう? 旭山動物園がある旭川に向かって北上するのもいいですが、定番のルートとは違う、ちょっとずらした道北の旅をご紹介します。北海道の雄大さを実感する自然や、日本海に沈むロマンチックな夕陽を楽しみながら日本最北端の街・稚内を目指す1泊2日。温泉やグルメも心ゆくまでご堪能ください。

■1日目・砂川、羽幌

新千歳空港に着陸したら、まずはレンタカーを借りて、道央自動車道で砂川に向けて北上しましょう!(約1時間30分)

・すながわスイートロード(砂川市)

“お菓子のまち”の、おいしい通り!

国道12号線、5kmにわたって20軒ほどの和菓子店、洋菓子店、カフェなどが軒を連ねる、夢のような道のこと。空知が炭鉱で栄えていた時代に、労働者の疲れを癒してきたあま〜いスイーツを、はしごして楽しめます。ドライブのおともに、お気に入りお菓子を見つけましょう!

・黄金岬(留萌市)

日本海に沈む夕日の絶景!

夕日の絶景スポットが点在するオロロンラインのなかでも、特におすすめの「黄金岬」は、北海道に5カ所しかない「日本の夕陽百選」に選ばれたビューポイント。かつては、押し寄せてくるニシンの見張り台でもあった岬です。夕陽に映し出され群来するニシンの群が、キラキラと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになったそうです。


沖に沈む夕陽は、「日本一の落陽」と称され、あたりをオレンジ色に染め上げる壮大な夕陽は人々に感動を与えてくれますよ。

・はぼろ温泉サンセットプラザ(羽幌町)

夕日とグルメ、温泉を楽しめる道の駅併設のお宿!

「道の駅 ほっと♡はぼろ」に併設された温泉ホテル。その名の通り、西向きに建てられた建物からは、日本海に沈む夕日や、海の向こうに見える天売島・焼尻島の島影を見ることができます。日帰り入浴も可能な温泉の泉質は、茶褐色の塩泉で、少し濁っているのが特徴です。夕食には、水揚げ日本一!羽幌名物の甘えびを使った料理が味わえます。

■2日目・初山別、幌延、稚内

・金比羅神社(初山別村)

さまざまな施設が集結する、広大な敷地の道の駅

国道232号線から海側に位置する「みさき台公園」全体が道の駅になっています。温泉施設やレストラン、天文台やゴーカート場など、家族みんなで楽しめる施設が集結しています!レストランでは、特産品のふぐだしスープを使用した麺類や、紫色のハスカップソフトクリームが味わえます。


みさき台公園の下には金比羅神社があり、ここもまた夕日で有名なスポット。海辺に立つ鳥居が何とも言えない幻想的な風景をつくりだします。天気の良い日には天売島・焼尻島、また利尻富士が望めることも。

・オトンルイ風力発電所(幌延町)

無数の風車が立ち並ぶ、日本離れした光景

高さ99メートルもの風車が28基、3km以上の長さにわたって建ち並んでいます。
海の向こうには利尻山を望むことができます。

・サロベツ原生花園(豊富町)

ストレートに伸びる道、草原・海・空だけがただひたすら広がる清々しい景色

北海道の最北端に広がるサロベツ湿原。その一部にあるサロベツ原生花園では、初夏から秋にかて、高山植物の花々が湿原を彩ります。湿原内には所要時間30〜40分程度・20〜30分程度の2本の木道が整備されており、のんびりと散策しながら花々の可憐な姿や広々としたすがすがしい景色、天気の良い日には利尻富士を眺めることができます。


サロベツ湿原では、低層・中間・高層の3種の湿原が広がり、中でも高層湿原においては日本最大の面積を誇ります。最新の開花情報をサロベツ湿原センターのホームページで確認し、サロベツの自然についても学びながら歩いてみましょう。

・宗谷岬公園(稚内市)

日本最北端の地碑が建つ、まさに日本のてっぺん!

稚内に到着したら、まずはここに訪れましょう!北緯45度31分22秒。わずか43km先にサハリンを望む「宗谷岬」は日本のてっぺん!風が吹き抜ける岬の突端で、最北の地をかみしめたい、道北エリアの代表的な観光スポットです。有名な「日本最北端の地の碑」ですが、あたりは強風ですので、防寒をしっかりして記念撮影するのがおすすめ。


高台には灯台や様々な碑のほか、展望休憩施設「ゲストハウス・アルメリア」もあるので、隣国ロシアのサハリン州や宗谷丘陵を見ながらランチもできます。

・最北の白い道(稚内市)

宗谷丘陵の「白い道」と海や空とのコントラストは必見

宗谷丘陵は、国内屈指の大丘陵地帯で、モコモコとした地形が特徴。その丘に続く「白い道」は、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めたフットパスコースです。白い道・緑の丘・青い海がひたすら広がる景色は、フォトジェニックな人気のスポットになっています。

・稚内港北防波堤ドーム(稚内市)

稚内の自然の厳しさと歴史を感じさせる、北海道遺産の建造物

かつて樺太の一部が日本領だった頃、稚内〜樺太間の航路は多くの人や荷物で賑わっていました。しかし稚内港は風が強く、人々が高波にさらわれて海に転落する事故が相次いでいました。そこで建てられたのがこの防波堤ドーム。まだコンクリート建築の普及していなかった日本で、3年の歳月をかけて完成させたものでした。世界でも珍しい構造を持ち、古代ローマ建築を彷彿とさせるこの建造物は、映画やCMの撮影場所としても利用されています。

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