札幌から日帰りで行けるおすすめスポット10選
札幌を拠点に日帰りで行ける観光スポットをまとめました。札幌市内観光にプラスして、ちょっと足をのばして北海道観光をさらに充実させましょう!
札幌から列車でもいける「小樽」!レトロな街並みを散策
札幌市街地から小樽までは車で約1時間、列車を利用すれば快速エアポートなら約35分で訪れることができます。
小樽は札幌の北西に位置する石狩湾に面した港町。港から荷物を直接倉庫まで運べるように発展した水路をボートに乗って巡る小樽運河クルーズが人気!運河沿いには石造りの倉庫が立ち並び、異国情緒漂う街並みを楽しむことができます。小樽を代表するガラスブランド北一硝子や明治期建築の建物を利用した国内最大級のオルゴール専門店小樽オルゴール堂本館、小樽を代表する洋菓子メーカー小樽洋菓子舗ルタオなどがある堺町通りの散策もはずせません。
ちょっと足を延ばして小樽天狗山ロープウェイの展望台から美しい夕日や小樽の夜景を楽しむのもおすすめです。札幌までは23時台まで電車があるので、日帰りでもゆっくり観光を楽しむことができますよ。
緑豊かな渓谷の湯どころ「定山渓(じょうざんけい)温泉」で日帰り湯
札幌の奥座敷と呼ばれる北海道を代表する温泉地のひとつ「定山渓温泉」は札幌市街地から車で約60分。支笏洞爺国立公園内に位置し、緑豊かな渓谷の湯どころとして人気の観光スポットです。足湯や湯の滝、山野草の小道などが整備された定山源泉公園や、四季折々の素晴らしい景色を堪能できる二見吊橋など見どころも満載!日帰り入浴が可能な施設が多いので、気軽に訪れることができますよ。ほっこり癒しの1日を過ごしてみませんか。
日本有数の水質を誇る「支笏湖(しこつこ)」で日帰りアクティビティ
札幌から車で約1時間、雄大な自然の中で1年を通して、さまざまなアクティビティが楽しめる日本最北の不凍湖「支笏湖」。
日本有数の透明度から、まるで宙を浮いているかのような不思議な体験ができるフライングカヌー、支笏湖ブルーと言われる水の美しさを体感できるブルーダイビング、冬は漂流する氷に乗ったり薄く張った氷を割って湖に飛び込んだりして楽しむアイスウォークなど体験プランも盛りだくさん!アクティビティのあとは、とろりとしたお湯が筋肉痛や疲労回復にも効く支笏湖温泉や絶景で知られる丸駒温泉でひと休み。
塩焼き、刺身、フライなどで他の川魚とは別格の味わいを楽しめるヒメマス「支笏湖チップ」を食べるのもお忘れなく!
氷の美術館(千歳・支笏湖氷濤まつり)
支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた大小さまざまなオブジェが立ち並び、夜には色とりどりにライトアップ。北海道を代表する幻想的な冬の祭典です。
「積丹」で海の絶景を満喫!クルージングで海上散歩
北海道で唯一の海中国定公園に指定されている「積丹半島」。積丹町までは札幌から高速道路を使えば車で約1時間20分の距離、海岸沿いの絶景ドライブが楽しめるスポットとしても人気です。青く透き通る海「積丹ブルー」を堪能するなら積丹岬と黄金岬、神威岬がおすすめ。黄金岬付近をめぐる「積丹水中展望船 ニューしゃこたん号」や神威岬付近をめぐる「積丹神威クルーズ」があり、積丹の大自然やロマンあふれる伝説を海上から感じることができます。
また、積丹グルメといえばウニ!漁が解禁される6~8月が旬。濃厚でクリーミーなウニを丼で味わいましょう!
札幌から日帰りでも行ける「旭山動物園」!移動もラクラクなバスツアーもおすすめ
動物の生態にあわせて快適な空間を作り、動物本来の行動を引き出して見てもらう「行動展示」で有名になった北海道を代表する動物園「旭山動物園」。札幌から車なら高速道路を使って約2時間で着くことができますが、日帰りなら移動も楽なバスツアーもおすすめです。入園券付き・食事付きのプランもあり公共交通機関よりお得に行くこともできます。周辺観光スポットもあわせて巡るツアーもあるので、動物園での滞在時間などもチェックして自分にあったプランを探してみてください!
ドライブで「富良野・美瑛」の花畑巡り!
札幌から富良野・美瑛までは高速道路を使えば車で片道2~3時間。日帰りはちょっと難しいと思う方もいるかもしれませんが、絶景スポット「白金青い池」「白ひげの滝」「美瑛の丘」「パッチワークの路」「ジェットコースターの路」などはいつでも見学できるため、朝早く出発しても観光に困ることはありません。
※「白金青い池」の駐車場の利用は、5月~10月は7時~/11月~4月は8時~となります。
※農家の畑は立ち入り禁止です(舗装された道からのみ見学可)。
また、「ファーム富田」や「四季彩の丘」「ぜるぶの丘・亜斗夢の丘」などの観光農園も9時前後からオープンしているため朝から無駄なく行程が組めますよ。北海道の雄大な自然を走り抜け、点在する四季折々の花畑を巡る日帰り旅。ドライブ好きな方にもおすすめです。
「ウポポイ」でアイヌ文化を学ぼう!歴史を知れば観光がさらに面白くなる
北海道の歴史や文化を語るうえで、欠かすことができないのは先住民族の「アイヌ」。アイヌ文化を学べる施設として訪れてほしいのが「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。札幌駅から最寄りの白老駅までは特急列車に乗れば約1時間、車でも高速道路を使えば1時間ちょっとで訪れることができます。
施設内には、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館の「国立アイヌ民族博物館」、体験型フィールドミュージアムとしてアイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」、アイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための慰霊施設などがあります。
アイヌ古式舞踊の公演やさまざまな体験プログラム、アイヌの伝統料理やアイヌ文化由来の食材を用いた創作料理が食べられる「焚火ダイニング・カフェ ハルランナ」などもあり、アイヌの歴史や食文化を存分に体感することができます。
千歳空港周辺の観光スポット!最終日も北海道を満喫しよう
札幌からの日帰り観光だけでなく、新千歳空港で帰路につく前にも立ち寄れる千歳空港周辺は北海道旅行最終日にもおすすめです。
千歳川に生息するサケや淡水魚の生態を楽しく学べる「サケのふるさと千歳水族館」、馬とのふれあいやアクティビティが満載のテーマパーク「ノーザンホースパーク」などフライトまでの時間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また、早めに観光を切り上げても、温泉や映画館、グルメなどさまざまな施設が充実している新千歳空港は出発までの時間も楽しく過ごせます。
スイーツ好きは「すながわスイートロード」で日帰りお菓子旅
札幌市と旭川市のほぼ中間に位置する砂川は、国道12号線を中心にカフェやお菓子屋さんが約20店舗ほど点在し、「すながわスイートロード」として全国からスイーツ好きが集まります。和菓子に洋菓子、季節限定のスイーツなどバリエーションもさまざま。カフェやイートインスペースがあるお店もあるので、ティータイムの利用もおすすめです。
札幌駅から砂川駅までは特急を使えば約40分。砂川観光協会の案内所では無料のレンタサイクルもあるのでサイクリングでカフェ巡りも楽しめます!
観光タクシーなら試飲もOK!ワイナリーツアーに出かけよう
梅雨がないため湿度が低く、ヨーロッパのワイン造りが盛んな地域と比較的気候が似ている北海道は国内最大のワイン用ぶどうの産地。小樽や余市、十勝や富良野など全国的にも知名度のあるワイナリーが道内に点在しています。自社畑のぶどうのみで醸造しているワイナリーが多く、ぶどう畑を眺めながらワイナリー巡りを楽しむことができますよ。札幌市郊外にも見学が可能なワイナリーがあり、日帰り観光にもぴったり!試飲も楽しめる貸切観光タクシーのツアーもあります。少し足をのばせば、千歳・岩見沢市エリアにもワイナリーがあり、札幌市内発で帰りは新千歳空港への送迎も可能なツアーもあるので最終日のお土産購入も兼ねた観光にも最適です。