食欲を満たす道北のご当地グルメガイド【稚内空港編】

食欲を満たす道北のご当地グルメガイド【稚内空港編】

どこで何を食べてもおいしい北海道。その中でも稚内を中心とする道北エリアは、日本海とオホーツク海の両方に面していて海の幸が豊富です。春はニシンや毛ガニ、夏はウニ、秋はサケやミズダコ、冬はズワイガニ。大きなタコをしゃぶしゃぶで味わう「たこしゃぶ」も稚内の名物料理です。今回は、とれたての上質な魚介類をリーズナブルに味わえる店や、地元の人が集う居酒屋をご紹介します。また、道北エリアでは酪農も盛んで、海岸から内陸に行くほど牧場の数が増え、町によっては牛の数が人の数を上回るほど。道北の食材を使ったジンギスカンやジェラートもぜひご賞味ください。

海鮮炉端うろこ亭

稚内駅から徒歩15分の「うろこ亭」は、新鮮な魚介類をリーズナブルに食べられる魚屋直営店。一番人気の「うろこ市丼」は、カニ、エビ、イクラなど8種の魚介類(季節や漁獲状況で内容は異なります)が入った豪華な海鮮丼です。囲炉裏で焼く「炉端焼きガニ」や、4~9月限定の「ウニ丼」も見逃せません。レストランに併設されている、魚の切り身や干物などの加工工場を無料で見学することもできます。

車屋源氏

宗谷岬沖にはミズダコが多く生息し、水揚げ量日本一を誇る稚内市では年間約2,000トンものミズダコが水揚げされ、大きいものでは40kgを超えるものも。そんなミズタコを使った稚内名物が「たこしゃぶ」です。昆布だしの鍋に野菜を入れて少し煮込んだところに薄切りのタコを入れます。タコの身が締まってきたら、野菜と一緒にタレにつけていただきます。たこしゃぶの名店・車屋源氏では、胡麻を使った特製タレが特に人気です。締めのタコ出汁のラーメンもお忘れなく!

えぞ番屋

南稚内駅から歩いてすぐのえぞ番屋は、地元の人々も足繁く通う居酒屋スタイルのレストラン。「北に行くほど海の幸が美味しい」をモットーに、新鮮な刺身や焼き魚などの海鮮料理をメインに提供しています。タコザンギ(北海道風タコの唐揚げ)、葱の醤油漬け、じゃがいものバター蒸しなどのご当地グルメもリーズナブル。店内の生け簀には常にカニがいるので、いつでも新鮮なカニを食べることができます。

工房レティエ

稚内市から車で約30分の豊富町は、人より牛の数が多い酪農のまち。工房レティエでは、自社牧場の生乳を使った無添加のジェラートやチーズを販売しています。ジェラートは、生乳・自家製生クリーム・平飼い有精卵の卵黄・北海道産てんさい糖の4つの材料だけで作られた自信作。北海道特産のハスカップや、地元産のラズベリーやかぼちゃなどのフレーバーもぜひお試しください!

ふれあいセンター食堂味彩

日本最北の温泉地の豊富温泉は、国内唯一の微量の油分を含む泉質で、皮膚病に効果があるとされています。全国から多くの人が訪れる入浴施設「豊富町ふれあいセンター」には、ジンギスカンが楽しめるレストランが併設されています。近隣のサロベツ牧場のラム肉と、食肉加工場「サロベツベニソン」から出荷される鹿肉をぜひご賞味あれ!

海鮮レストラン二島物語

稚内市から車で2時間、日本海に面した羽幌町は甘えびの漁獲量が日本一。「はぼろ温泉サンセットプラザ」内の海鮮レストラン「二島物語」で、「羽幌エビの塩ラーメン」はいかがでしょう。甘エビのかき揚げとエビとタコの餃子が乗った、あっさり塩味スープの絶品です。タイミングが合えば、ホテルから徒歩15分の羽幌サンセットビーチで美しい夕日を眺めるのもおすすめです。

まっちゃんの店

稚内からフェリーですぐの利尻島にあるオタトマリ沼は、島を代表する観光スポットのひとつ。沼の入り口にある「まっちゃんの店」では、新鮮な利尻産ホタテのバターソテーなどの軽食のほか、昆布などのお土産品も購入できます。特におすすめは、ハマナスと熊笹茶味のソフトクリーム。ハマナスは、利尻に咲くハマナスの花のエキスから作られた甘さ控えめで爽やかなフレーバー。熊笹茶は、沼の周辺に生育する熊笹の香ばしさが口中に広がる爽やかな味わいです。フレーバーをミックスして、両方を一度に味わうのもおすすめです。

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