姥神大神宮・江差姥神大神宮渡御祭
北海道最古といわれ、蝦夷地一の繁栄を今に伝えるお祭り
姥神大神宮は、鎌倉時代に創建されたと伝えられ、北海道最古の神社ともいわれています。今も多くの信仰を集めているのは、老いた姥が神の教示を受けてニシン漁をもたらし、北海道の漁業と開拓の礎となったことに由来しています。毎年8月9日~11日までの3日間、13台の豪華な山車や神輿が街を練り歩く渡御祭が行われ、ニシン漁や北前船交易で栄えた江戸時代の賑わいが町を包みます。
江差姥神大神宮渡御祭は、370年余り続く北海道を代表するお祭りで、江差の人々がニシンの豊漁を神に報告し感謝したのが始まりと言われています。3基の神輿に豪華で頑強な13台の山車(1台は船の形をした「松寶丸」)が供奉する形で町中を練り歩きます。9日には拝殿で奉遷祭などが執り行われ、10日には姥神大神宮の北側の町内を、11日には姥神大神宮の南側の町内を神輿が渡御し山車が供奉されます。一番の盛り上がりは巡行を終えた山車が揃い、神輿を1基ずつ拝殿に納める「宿入れ」です。「ヤイヨイ!ヤイヨイ!」の掛け声とともに担ぎ手の若者らが鳥居から拝殿まで一気に駆け上がります。一度では神意の嘉納あらせられずとして入れず、拝殿の直前まで行っては鳥居まで戻るを繰り返し、多くの観客が見守る中ようやく収めらる様子はまさに圧巻のひとこと。クライマックスの11日夜には、熱気あふれる祭り囃子が響き渡り最高潮に盛り上がります。北海道無形民俗文化財及び北海道遺産に指定されているお祭りです。
※イベント情報は直近で開催された日程・内容を掲載しています。内容については変更となる場合がございますので、詳細は公式サイトよりご確認ください。
- エリア
- 道南エリア
- 松前・江差・奥尻エリア
- 最寄りの空港
基本情報
- 開催期間
- 2024年8月9日(金)~11日(日)
- 開催場所
- 姥神大神宮前・江差町内一円
- イベント備考
- 毎年8月9日~11日
- 郵便番号
- 〒043-0041
- 所在地
- 北海道江差町江差町字姥神町99
- 電話番号
- 0139-52-4815(江差観光コンベンション協会)
- その他連絡先
- 0139-52-1900(姥神大神宮)
- 駐車場
- あり・無料
- アクセス
- ●車:道の駅「江差」より約6分
●車:函館新道函館ICから国道227号経由で約1時間30分
●バス:JR函館駅から約1時間50分「フェリー乗場前」下車徒歩約1分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。