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冬の厳しさが一段と増す1月下旬頃、毎年オホーツク海にやって来る流氷。その流氷をダイナミックに砕きながら進む「流氷観光砕氷船おーろら」で、約1時間の流氷鑑賞クルーズに出かけてみませんか。

船内は暖房完備で快適に過ごすことができます。場所によって、まったく違った目線で流氷を見ることができるのも人気の理由。1階客室は自由席で、海側に向かってソファが設置されています。客室からつながるサイドデッキでは、海上に最も近い位置から流氷を鑑賞することができます。よりゆったりと過ごしたい方は、2階の特別客室がおすすめ。流氷を砕きながら進む様子を船内から眺められる指定席です。特別客席は当日先着50席限定なので、早めに受付を済ませましょう。ダイナミックさを求めるなら展望デッキへどうぞ。流氷が砕ける音と衝撃が響いて迫力満点です。　

流氷観光砕氷船の運航は、1月下旬～3月下旬頃まで。女満別空港、網走駅から直通バスが運行しているので、アクセス抜群なのも嬉しいポイント。運が良ければ、流氷の上で寝そべっているアザラシや羽を休めるオオワシなどの野生動物に出合えるかもしれません。

2023年には新造船の「小型観光船おーろら3」が運行開始。水中ドローンで流氷を海中からリアルタイムに撮影し、船内モニターに映し出す新たな経験があります。船体色のエメラルドグリーンには網走の流氷、知床の世界自然遺産という大自然とともに新しい時代を作っていきたいという思いが込められています。